版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
幸いなるハリー イーディス・パールマン(著/文) - 亜紀書房
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
子どもの文化     書店(直)
直接取引:あり
返品の考え方: 返品は常時承ります。

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

幸いなるハリー (サイワイナルハリー)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:亜紀書房
四六判
縦188mm 横130mm 厚さ18mm
重さ 273g
272ページ
並製
定価 2,200円+税
ISBN
978-4-7505-1703-2   COPY
ISBN 13
9784750517032   COPY
ISBN 10h
4-7505-1703-8   COPY
ISBN 10
4750517038   COPY
出版者記号
7505   COPY
Cコード
C0097  
0:一般 0:単行本 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2021年4月28日
最終更新日
2023年10月25日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

老い、病、性のきらめき、言えなかった秘密、後戻りのできない人生の選択。
「世界最高の短篇作家」による珠玉の10作品。



人生には完璧な絶望も、澄みきった希望もない。
パールマンの短篇集にちりばめられた無言の種は、あなたのなかで芽吹いて、やがてぞっとするほど優雅な花を咲かせるだろう。
――松家仁之(作家)


愛おしさ、愚かしさ、優しさ、酷たらしさ、善意と悪意、救済と断罪etc.
人間のすべてを知り尽くした作家、それがイーディス・パールマンだ。
――豊崎由美(書評家)


なにかを諦める。苦く、みじめで哀しい一瞬――それらひとつひとつを柔らかい布で磨きあげ、息を呑むほど美しい宝石に変えてしまう。人生の粋を極めた短篇集。
――倉本さおり(書評家)



本書は、原書Honeydewのうち『蜜のように甘く』(亜紀書房、2020年刊行)に未収録の10篇を訳出した日本オリジナル版です。ぜひ『蜜のように甘く』もご覧ください。

目次

■ 介護生活
■ 救済
■ フィッシュウォーター
■ 金の白鳥
■ 行き止まり
■ 斧が忘れても木は忘れない
■ 静観
■ 花束
■ 坊や
■ 幸いなるハリー

著者プロフィール

イーディス・パールマン  (イーディス パールマン)  (著/文

1936年にロードアイランド州プロヴィデンスで生まれた。父親はロシア生まれの医師、母親はポーランド系アメリカ人で読書家だった。ラドクリフ女子大学では文学を学び、創作クラスを履修したが、1957年に卒業後、IBMのコンピュータ・プログラマーに。1967年に精神科医のチェスター・パールマンと結婚。マサチューセッツ州ブルックライン在住。成人した子どもがふたり、孫息子がひとりいる。
これまでに発表した短篇集は Vaquita(1996)、Love Among The Greats(2002)、How To Fall(2005)、Binocular Vision(2011。邦訳『双眼鏡からの眺め』早川書房、2013)、Honeydew(2015)の5作。本書は、Honeydewのうち、『蜜のように甘く』(亜紀書房、2020)に未収録の10篇を訳出した日本オリジナル版。

古屋 美登里  (フルヤ ミドリ)  (翻訳

翻訳家。神奈川県平塚生まれ。早稲田大学卒。
著書に、『雑な読書』『楽な読書』(シンコーミュージック)。訳書に、イーディス・パールマン『双眼鏡からの眺め』、M・L・ステッドマン『海を照らす光』(以上、早川書房)、エドワード・ケアリー『飢渇の人エドワード・ケアリー短篇集』、『おちび』、〈アイアマンガー三部作〉『堆塵館』『穢れの町』『肺都』(以上、東京創元社)、デイヴィッド・マイケリス『スヌーピーの父 チャールズ・シュルツ伝』、カール・ホフマン『人喰い ロックフェラー失踪事件』、デイヴィッド・フィンケル『帰還兵はなぜ自殺するのか』『兵士は戦場で何を見たのか』(以上、 亜紀書房)、ジュディ・カンター他『その名を暴け』(新潮社)、ダニエル・タメット『ぼくには数字が風 景に見える』(講談社文庫)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。