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最後の手紙 アントニエッタ・パストーレ(著/文) - 亜紀書房
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最後の手紙

発行:亜紀書房
四六判
208ページ
上製
価格 1,900円+税
ISBN
978-4-7505-1601-1
Cコード
C0097
一般 単行本 外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2019年8月7日
最終更新日
2019年9月25日
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紹介

別れがつらいのは、それだけ多くのものを 受け取ったから

別れた夫の思い出のみを胸に戦後を生きた女性。
その遺品の手紙が語り出す、悲しい真実とは。
イタリア人の目を通して描く、実話に基づいた「原爆と戦争」の傷跡――

日本人男性と結婚したイタリア人の著者は、結婚の挨拶に広島を訪れた。
義理の叔母ゆり子と話すうち、別れた夫を想い続けるゆり子に興味をひかれていく。深く愛し合っていたふたりは、なぜ引き裂かれてしまったのか。

村上春樹作品の翻訳者が綴った感涙のノンフィクション・ノベル

「二人の悲劇を歴史のせいにするのは、虫が良すぎる事だと分かっています。ですが、幸せになる事は、強い人間だけに与えられた権利なのでしょうか。」
(本文より)

著者プロフィール

アントニエッタ・パストーレ  (アントニエッタ パストーレ)  (著/文

1946年、イタリアのトリノに生まれる。ジュネーヴ大学でジャン・ピアジェの指導のもと教育心理学部を卒業後、パリのソルボンヌ大学で修士課程を修了。ジョルジュ・ポンピドゥー国立芸術文化センターで働いたのち77年に来日、大阪外国語大学イタリア語学科の客員教授を務める。93年にイタリアに帰国し、以来、日本文学の翻訳・紹介に精力的に携わる傍ら、執筆活動もおこなっている。村上春樹の多くの作品をはじめ、夏目漱石、安部公房、井上靖、中上健次、池澤夏樹、桐野夏生、川上弘美など、名だたる作家の作品を次々に翻訳。イタリアにおける日本文学翻訳の第一人者として定評がある。2017年には村上春樹著『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の翻訳で、第21回野間文芸翻訳賞を受賞。
初めての小説となる本書(原題:Mia amata Yuriko〔愛しいゆり子へ〕)のほかに、エッセイ集「女たちの日本で」(Nel Giappone delle donne)、「畳のうえの軽やかな足どり」(Leggero il passo sui tatami)などの著作がある。

関口 英子  (セキグチ エイコ)  (翻訳

埼玉県生まれ。大阪外国語大学イタリア語学科卒業。翻訳家。おもな訳書にR・サヴィアーノ『コカイン ゼロゼロゼロ』(河出書房新社)、I・カルヴィーノ『最後に鴉がやってくる』(国書刊行会)、P・コニェッティ『帰れない山』(新潮社)などがある。

横山 千里  (ヨコヤマ チサト)  (翻訳

大阪府生まれ。大阪外国語大学イタリア語学科卒業。イタリア語指導と翻訳にも携わる。おもな訳書にヴィヴィアナ・マッツァ『武器より一冊の本をください 少女マララ・ユスフザイの祈り』(金の星社)など、著書には『やさしいイタリア語』(創育)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。