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常世の花 石牟礼道子
四六判
178ページ
上製
価格
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2018年4月20日
- 登録日
- 2018年3月29日
- 最終更新日
- 2023年3月10日
書評掲載情報
2022-05-21 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 中村桂子(JT生命誌研究館名誉館長) |
2018-12-16 |
毎日新聞
朝刊 評者: 中島岳志(東京工業大学教授・政治学) |
2018-08-12 |
毎日新聞
朝刊 評者: 中島岳志(東京工業大学教授・政治学) |
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紹介
苦しみの中にある者たちを照らし続けた作家に捧げる、言葉の花束。
人間を超え、生類へと広がる世界を見つめ続けた石牟礼道子。『苦海浄土』をはじめ数々の名著を遺して世を去った作家が生涯を賭して闘ったものとは何だったのか。
作家と親しく交流し、NHK「100de名著『苦海浄土』」で講師もつとめた批評家がその精髄に迫る。
石牟礼道子と著者の対談も収録。
昨年の六月に会ったとき、石牟礼さんが伝えたいと言っていたのも、どんなに語ろうとしても言葉にならないことがある、ということだったような気がしている。
会って話さねばならないことがある、人はそう強く感じても、それを語り得るとは限らない。だが、対話を求められた方は、その気持ちを受けとめることができる。語り得ないことを語り継ぐ、それが石牟礼道子の遺言だったと、私は勝手に解釈している。(あとがきより)
上記内容は本書刊行時のものです。