.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
書店注文情報
注文サイト:
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
子どもの文化 書店(直)
直接取引:あり
返品の考え方:
返品は常時承ります。
電通と原発報道
巨大広告主と大手広告代理店によるメディア支配のしくみ
四六判
206ページ
並製
定価
1,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2012年6月20日
- 登録日
- 2012年5月16日
- 最終更新日
- 2024年1月25日
紹介
東京電力 269億円(普及開発関係費、2010年)
電事連加盟10社 866億円(普及開発関係費、2010年)
完全独占企業が莫大な宣伝広告費をメディアに投じている理由はなにか。
博報堂の元社員が実体験と統計資料をもとに、
巨大広告主―大手広告代理店―メディアの強固な絆を解説!
目次
第一章 コントロールされるメディア
第二章 電通と博報堂の攻防
第三章 クライアントへの滅私奉公
第四章 経済原理と報道
第五章 崩壊する支配構造
前書きなど
東電や各地の電力会社は、地域における完全な独占企業で競争相手がいないにもかかわらず、大量の宣伝広告費をメディアにばらまいてきました。それは、そのマネーパワーで、反対派による告発や原発関連のニュースが表舞台に出ることを押さえ込むためだったのです。
私は本書で、「広告代理店とはクライアントの意志を忠実に代行する存在である」という視点を中心に、大手広告代理店の仕事をできるだけわかりやすく紹介するつもりです。
そうした一般的には知られていない陰の部分に光をあてることで、東京電力福島第一原子力発電所の事故をきっかけに露呈した巨大クライアントと大手メディアとの関係が、よりはっきり見えてくると思ったからです。
本書を読まれることで、私たちが目にしたり耳にしたりする情報は、世論を誘導するために意図的に作られたものではないかと注意深く接するきっかけになれば、著者として望外の喜びです。(「はじめに」より)
上記内容は本書刊行時のものです。