.
発行:亜紀書房
四六判
256ページ
並製
定価
1,800円+税
- ISBN
- 978-4-7505-1209-9
- Cコード
-
C0095
-
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 書店発売日
- 2012年6月25日
- 登録日
- 2012年5月23日
- 最終更新日
- 2012年6月25日
紹介
アジアの辺境の村々は、電気もなく、道もなく、病院もない。日本人の尺度から見れば、貧しく、不便な生活を強いられているはずの彼らが、むしろ私たちより幸福に見える。
なぜ幸せそうに生きることがきるのか。
一日をゆったり過ごす。お金がなくても気にしない。老後なんて、もっと気にしない。いつかのために働いたり努力をしたりするのではなく、「いま」を生きる。
近代の見直しや、日本社会の転換が叫ばれるなか、辺境アジアの国から学べることは多い。幸せの尺度を変えれば、ゆるーい未来が見えてくる。欧米とはまったく違った価値観、世界観で動いているアジアの国々の文化の枠組みから考える、日本人のための幸福論。
前書きなど
「日本に着いたばかりのころ、私たちは着るものやお金に困っていました。でも、本当に欲しいものは物やお金ではないんです。私たちと一緒に笑ったり泣いたりしてくれる、日本の友人なんです」――ベトナムから来た難民の男性より
版元から一言
人はお金がなくても生きていける。
いくらお金を稼いでも、埋められない不安と息苦しさ。そろそろヤメにしませんか。大幅な経済成長が望めない日本にとって、手本となるのは欧米諸国ではなく、むしろ熱帯アジアの国々。時間や規則に縛られすぎない。老後の心配もしない……。ゆるーい未来を探しましょう。
上記内容は本書刊行時のものです。