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アーミッシュの赦し
なぜ彼らはすぐに犯人とその家族を赦したのか
原書: Amish Grace:How Forgiveness Transcended Tragedy
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2008年4月
- 書店発売日
- 2008年4月25日
- 登録日
- 2023年4月5日
- 最終更新日
- 2023年4月5日
重版情報
3刷 | 出来予定日: 2018-12-12 |
2刷 | 出来予定日: 2010-07-07 |
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紹介
平穏な村の学校で惨劇が起こった。銃の乱射で少女5人が死に、5人が重傷を負った。ところが、事件後すぐに、アーミッシュは犯人とその家族を赦す、と声明を出し、世界に衝撃を与えた。その背景と真因を探る話題の全米ベスト&ロングセラー。
目次
第一部
第一章 ニッケル・マインズのアーミッシュ
第二章 乱射事件
第三章 余波
第四章 驚き
第五章 反響
アーミッシュの赦しへの称賛
アーミッシュの赦しへの疑問
アーミッシュの赦しの利用
第二部
第六章 赦しの慣習
アナバプテストの習慣
最初の反応としての赦し
マスコミの注目下での赦し
復讐ではなく、報い
赦し、恐怖、同情
ジョージタウンで奏でられたレパートリー
第七章 赦しのルーツ
アーミッシュと「弟子の道」
「マタイ伝」を読み、赦しを実践する
主の祈り
赦されるために赦す
第八章 赦しの精神
アーミッシュの霊性
物語と歌
『殉教者の鏡』に映し出された赦し
ディルク・ウィレムスの壮絶な信仰の証
アーミッシュの教科書にある赦し
第九章赦しの実
子供のしつけ
自己否定
聖餐式の準備
赦しの葛藤
断食と聖餐
第三部
第一〇章 ニッケル・マインズの赦し
赦しとは何か?
アーミッシュの怒り?
瞬時の赦し?
殺人犯の家族を「赦す」ということ
自尊心を巡る問題
第一一章 シャニング(忌避)への疑問
教区民会議と赦免
破門
シャニング
シャニングと赦し
愛の二面性
第一二章 悲嘆、神の摂理、そして正義
アーミッシュの悲嘆
神の摂理と悪の実在
神の摂理に対するアーミッシュの考え方
救済と最後の審判
現世の正義
この世は仮の住まい
第一三章 アーミッシュ・グレイスと我々
アーミッシュは我々と異なる
浅薄な理解の危険
ニッケル・マインズの教訓
その後
付録 北米のアーミッシュ
注
前書きなど
*アーミッシュとは?
イエスの教えを忠実に守るプロテスタントの一派で「アナバプテスト(再洗礼派)」と呼ばれる。起源は16世紀に遡る。大きくメノナイトとアーミッシュの二派に分かれ、18世紀半ば頃にヨーロッパから北米各州に移住。19世紀後半になると、社会への融和を進めるメノナイトに合流するアーミッシュも現れたが、昔ながらの慣習を崩さなかったアーミッシュもいて、〈オールド・オーダーズ〉と呼ばれる。彼らが本書の主人公たちである。
上記内容は本書刊行時のものです。