版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
暴力的な父親への治療戦略 カーラ・スミス・ストーバー(著) - 明石書店
.
【利用可】 (連絡不要)

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

直接取引:なし

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

暴力的な父親への治療戦略 (ボウリョクテキナチチオヤヘノチリョウセンリャク) 行動変容・家族関係改善のための新たな介入プログラム (コウドウヘンヨウカゾクカンケイカイゼンノタメノアラタナカイニュウプログラム)
原書: Fathers and Violence: A Program to Change Behavior, Improve Parenting, and Heal Relationships

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:明石書店
A5判
400ページ
上製
価格 5,800 円+税   6,380 円(税込)
ISBN
978-4-7503-5971-7   COPY
ISBN 13
9784750359717   COPY
ISBN 10h
4-7503-5971-8   COPY
ISBN 10
4750359718   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C0047  
0:一般 0:単行本 47:医学・歯学・薬学
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2025年7月31日
書店発売日
登録日
2025年6月17日
最終更新日
2025年9月2日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

家庭内暴力をふるう父親に焦点を当て、責任と内省を促しながら父子関係を修復する「Fathers for Change(F4C)」プログラムの理論と実践を紹介。家族の安全を守りつつ、共同養育の支援を目指すための治療・介入プログラム。

目次

 日本語版刊行に向けて
 序文
 まえがき
 謝辞

第1章 家族間暴力――加害男性に対する介入方法とその理論的背景
第2章 加害行為を行ってしまった父親による養育
第3章 暴力に晒された子どものニーズ、ならびにF4Cプログラムの研究成果
第4章 F4Cプログラムによる介入の理論的根拠
第5章 治療適応の評価法、ならびに治療計画の立案方法
第6章 フェーズ1:治療契約を結び、治療動機を高める段階
第7章 フェーズ2:内省機能を向上し、各種スキルを構築する段階
第8章 フェーズ3:共同養育者同士のコミュニケーションを促進する段階
第9章 フェーズ4:父子間の育児関係を修復する段階
第10章 F4Cプログラムの終結、ならびにその他の考慮事項
第11章 エピローグ

 補足資料A
  F4Cプログラムで使用する書式・ワークシート・配付資料
 補足資料B
  推奨する書籍と情報リソース

 参考文献
 訳者あとがき
 索引

前書きなど

序文

 (…前略…)

 本書には印象的な3つの特徴があり、それらが見事な表現力で描かれている。1つ目は、特に父親を対象とし、父親が子どもの人生に及ぼしている重要かつ独特な役割を考慮した介入法を伝えている点である。2つ目は、加害者であれ被害者であれ、家庭内の暴力の当事者に対しての医療者の関わり方を確実に変化させていく必要性を説いている点である。そのためにストーバー博士は「治療者/支援者というのは、親密パートナーやその子どもに対して暴力を振るう人の動機・感情・信念に対して判断を下すのではなく、理解をしようと努力するべきである」ということを何度も強調しているのである。3つ目は、親密パートナーに暴力を振るってしまう人が経験してきたことを理解するために、愛着・メンタライゼーション・生育歴という観点を組み込む必要性が強調されている点である。ストーバー博士は、幼小児期の逆境的体験の影響というのは成人期にまで及んでおり子育てにも影響を及ぼしていること、ならびに成人して以降のパートナーとの親密で思いやりにあふれた関係性を維持出来るか否かという問題にも影響を及ぼしているという、果てしなく長きにわたる軌跡について深く理解している。この「父親が幼小期に体験した逆境的体験というのは、成人期以降においても対人間暴力を行使してしまう根っことなっている可能性ある」という背景への十分な理解は、Fathers for Change(F4C)プログラムの核となる大前提ということが出来る。

 (…後略…)

著者プロフィール

カーラ・スミス・ストーバー  (カーラ スミス ストーバー)  (

イェール大学児童研究センター教授(心理学博士)。米国薬物乱用研究所からの助成を受け、親密パートナー間暴力(IPV)の問題を抱える父親への介入に関する研究を行い、ファーザーズ・フォー・チェンジ(F4C: Fathers for Change)プログラムを開発し、その介入効果に関する研究を現在も精力的に続けている。他にもトラウマ・IPV・薬物乱用についての研究報告を数多く行っており、家族間葛藤・健全な対人関係性・家族間暴力・父親の育児関与・加害的な父親への治療・小児期トラウマへの介入方法に関する研修を、世界中の国々で行っている。また現在、Advances in Dual Diagnosis誌の編集委員を務めている。

溝口 史剛  (ミゾグチ フミタケ)  (

1999年群馬大学医学部卒、2008年群馬大学大学院卒(医学博士)。
群馬大学小児科関連病院をローテート勤務し、現在、高崎総合医療センター小児救急部長、群馬大学大学院小児科非常勤講師。2021年公認心理師登録。
専門は、小児科学一般、小児内分泌学、子ども虐待医学。
[主な著書・翻訳書]
『子ども虐待の画像診断――エビデンスに基づく医学診断と調査・捜査のために』(ポール・K・クラインマン編、小熊栄二監修、溝口史剛監訳、明石書店、2016年)、『子どもの虐待とネグレクト――診断・治療とそのエビデンス』(キャロル・ジェニー編、小穴慎二・白石裕子と共監訳、金剛出版、2018年)、『SBS:乳幼児揺さぶられ症候群――法廷と医療現場で今何が起こっているのか?』(ロバート・M・リース著、翻訳、金剛出版、2019年)、『虐待にさらされる子どもたち――密室に医学のメスを:子ども虐待専門医の日常』(ローレンス・R・リッチ著、翻訳、金剛出版、2020年)、『ぎゃくたいってなあに?』(青木智恵子著、監修、金剛出版、2020年)、『子どもへの体罰を根絶するために――臨床家・実務者のためのガイダンス』(エリザベス・T・ガースホフ/シャウナ・J・リー編、翻訳、明石書店、2020年)、『きょうだい間虐待によるトラウマ――子ども・家族・成人サバイバーの評価と介入戦略』(ジョン・V・カファロ著、翻訳、明石書店、2023年)、『小児思春期の子どものメンタルヘルスケア――プライマリーケア医療者向けガイダンス』(ジェーン・メシャン・フォイ著、監訳、明石書店、2024年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。