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ハーレム・ルネサンス 松本 昇(監修) - 明石書店
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ハーレム・ルネサンス (ハーレムルネサンス) 〈ニュー・ニグロ〉の文化社会批評 (ニューニグロノブンカシャカイヒヒョウ)

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発行:明石書店
A5判
612ページ
上製
価格 7,800円+税
ISBN
978-4-7503-5229-9   COPY
ISBN 13
9784750352299   COPY
ISBN 10h
4-7503-5229-2   COPY
ISBN 10
4750352292   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年8月12日
書店発売日
登録日
2021年7月1日
最終更新日
2021年8月18日
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紹介

百年前のニューヨークを拠点として、アフリカン・ディアスポラによって展開された文化社会運動「ハーレム・ルネサンス」。歴史・文学・表象芸術の分野にわたりジャンルやメディアを横断し、合衆国を越えて世界に及んだ〈ニュー・ニグロ〉の交流の全体像に迫る。

目次

 監修の辞[松本昇]

序 「ハーレム・ルネサンス」批評の現在[深瀬有希子]

第Ⅰ部 「ハーレム・ルネサンス」の見取り図

第1章 夢と現実のルネサンス――「新しい黒人(ニュー・ニグロ)」による文化・芸術・社会運動の再評価へ向けて[有光道生]
 はじめに――「ハーレム・ルネサンス」と「新しい黒人(ニュー・ニグロ)のルネサンス」
 一 起源の複数性――大移動(グレート・マイグレーション)と第一次世界大戦の意義
 二 ハーレムと新しい黒人の国境を越えた移動の軌跡
 三 新しい黒人の階級問題と「ポリティクス・オブ・リスペクタビリティ」
 四 「ルネサンス」の遺産

第2章 「ニュー・ニグロ」の連続性と流動性――ジョン・E・ブルースとヘンリエッタ・デイヴィスにみる世紀転換期アフリカ系アメリカ文化[奥田暁代]
 はじめに
 一 十九世紀印刷文化とネットワーク――ジョン・エドワード・ブルース
 二 十九世紀文芸クラブの活動と公演――ヘンリエッタ・ヴィントン・デイヴィス
 三 『懐かしきケンタッキーのわれらが家』にみられる文化の混淆
 おわりに

第3章 黒人指導者の「戦略的融和主義」――一九二〇年代に至る歴史思潮と人種差別制度成立過程における葛藤[深松亮太]
 はじめに
 一 再建期の黒人の境遇
 二 二十世紀転換期の社会運動と人種――ポピュリスト運動を中心として
 三 黒人新聞『ガゼット』にみるジェームズ・ヤングの「戦略的融和主義」
 おわりに

 コラム1 「経済価値」[加藤将貴]

第4章 マーカス・ガーヴィーとハーレム・ルネサンス[大類久恵]
 はじめに
 一 ガーヴィー運動の基盤――汎アフリカ主義と適応主義
 二 ハーレムという舞台
 三 黒人の連帯を求めて
 四 黒人文化の蘇生
 五 黒人の自助、黒人国家の建国
 六 黒人の国民化、黒人大衆の国際化
 おわりに――一九三〇年代以降のガーヴィー

第5章 ハーレム・ルネサンス期における黒人宗教景観[黒﨑真]
 はじめに
 一 北部黒人教会の動き
 二 黒人教会の外の宗教運動
 三 黒人作家と黒人宗教との複雑かつアンビバレントな関係
 おわりに

第6章 ハーレム・ルネサンスにおけるスポーツ言説――「黒人アスリートの時代」へのプレリュードとして[川島浩平]
 はじめに
 一 アフリカ系アメリカ人アスリートの歴史とハーレム・ルネサンス
 二 本論の焦点
 三 W・E・B・デュボイス
 四 J・W・ジョンソン
 五 C・L・R・ジェームズ
 六 もう一つの系譜
 七 「スポーツとは何か」から「スポーツは何をなせるか」へ
 八 戦後の展開
 おわりに――スポーツ研究におけるハーレム・ルネサンスの位置づけ

 コラム2 バスケットボールとパフォーマンス[佐々木優]

第Ⅱ部 トランス・ナショナリズム/コスモポリタニズム

第7章 ブラック・モダニティ――両大戦間期パリの黒人運動とハーレム・ルネサンス[中村隆之]
 はじめに――ハーレム・ルネサンスとブラック・モダニティ
 一 ハーレムの作家たちとパリの黒人知識人との交流
 二 ナルダル姉妹と『黒人世界評論』
 三 『正当防衛』のモダニティ
 四 『黒人学生』とネグリチュード
 おわりに

第8章 ハーレム・ルネサンスとカリビアン・モダニズムの交差――ネグリチュードを先駆けたマッケイと女たちの連帯を求めたリース[齊藤みどり]
 はじめに
 一 マッケイとリースの共通点
 二 ヨーロッパのモダニズムとの距離
 三 プリミティヴィズムへの批判
 四 マッケイとリースの相違点
 五 マッケイのジェンダー観
 六 リースのジェンダー観
 おわりに

第9章 クロード・マッケイ――ハーレムとカリブのアウトサイダー[古東佐知子]
 はじめに
 一 マッケイとハーレム――ナショナリズムとハイブリッド性
 二 ジャマイカ表象の両義性
 三 マッケイとカリブの急進派
 おわりに

第10章 帝都ロンドンからみたハーレム・ルネサンス――文化とアクティヴィズムの出会う場所[三宅美千代]
 はじめに
 一 ロンドンのジャズ風景
 二 帝国博覧会とWASUの誕生
 三 スコッツボロ事件の影響
 四 黒人スターと帝国映画
 おわりに

第11章 空を飛ぶ「ニュー・ニグロ」――ハーレム・ルネサンスの航空文化[竹谷悦子]
 はじめに
 一 ハーレム・ルネサンスの模型航空機とジャズ
 二 マーカス・ガーヴィーとW・E・B・デュボイスの飛行機
 三 女性飛行家ジョセフィン・ベイカーとベッシー・コールマン
 おわりに

 コラム3 有機化されつづける空間、ハーレム[山本伸]

第Ⅲ部 広がる表象芸術の地平

第12章 分離される(黒人)音楽]――ハーレム・ルネサンス前史[大和田俊之
 はじめに
 一 ティンパン・アレーと音楽の規格化
 二 「黒人」のステレオタイプ
 三 クーン・ソングからブルースへ
 四 一九〇九年の著作権法改正とアメリカ作曲家作詞家出版者協会
 おわりに

第13章 ミドルブラウ・エンターテイメント・ジャズの発展――フレッチャー・ヘンダーソンとデューク・エリントンの一九二〇年代[佐久間由梨]
 はじめに
 一 ハーレム・ルネサンスと文化の階層化
 二 一九二〇年代のジャズの階層化
 三 アレイン・ロックによる「ジャズ・クラシックス」批評
 四 フレッチャー・ヘンダーソンの「シュガー・フット・ストンプ」(一九二五)
 五 デューク・エリントンの「ブラック・アンド・タン・ファンタジー」(一九二八)
 六 ジャズが表象する時間、空間、そして近代を生きる黒人の意識の在り方
 おわりに

第14章 W・E・B・デュボイスのモダン・パジェント『エチオピアの星』――スペクタクル化される黒人の連帯と「二重の意識」[松田智穂子]
 はじめに
 一 「パジェントこそぴったりだ」
 二 エチオピアとエチオピアニズム
 三 アフリカからアメリカへ
 おわりに――ニュー・ニグロ・ルネサンスとしての『エチオピアの星』公演

第15章 二重の観客(ダブル・オーディエンス)――三つの「場所」にみるハーレム・ルネサンス演劇[常山菜穂子]
 はじめに
 一 「グレート・ホワイト・ウェイ」
 二 ハーレムの小劇場運動
 三 マンハッタンを越えて――黒人巡業サーキットの形成
 おわりに

第16章 文化的伏流としての身体と情動[梶原克教]
 はじめに――社会化される身体
 一 ハーレム・ルネサンスとスポーツのすれ違い
 二 ハーレム・ルネサンスの文人から見たスポーツ
 三 身体、情動、ポピュラーなもの
 おわりに

第17章 オスカー・ミショーと「人種映画」ジャンルの発展[中垣恒太郎]
 はじめに
 一 アメリカ初期映画における黒人表象――「人種映画」ジャンル前史
 二 主流文化との交錯――オール黒人キャスト映画『ハレルヤ』(一九二九)
 三 オスカー・ミショーのブラック・アイデンティティ
 おわりに――アメリカ黒人映画史のミッシング・リンクを繋ぐ

第18章 アーロン・ダグラス《黒人生活の諸側面》をめぐって――美術における黒人アイデンティティの表象[田中正之]
 はじめに
 一 《黒人生活の諸側面》に描かれた場面
 二 ダグラスとデュボイス
 三 ションバーグとアフリカン・ディアスポラの歴史
 四 音楽とダンスのモチーフ
 五 アフリカ美術のモチーフ
 おわりに

第19章 トニ・モリスンの『ジャズ』と「私の心のハーレム」を中心に見る自己表象と芸術性の探究[森あおい]
 はじめに
 一 「偉大な人種を接合する実験所」としてのハーレム・ルネサンス
 二 モリスンの『ジャズ』に見るハーレム・ルネサンスの影響
 三 ショナーとモリスンに見る表象の主体性
 四 ルーヴル美術館とネグリチュード運動
 五 「家(ホーム)」としての美術館と芸術の重要性
 おわりに――芸術性の探究

 コラム4 ジョセフィン・ベイカー、そして自由[荒このみ]

第Ⅳ部 交錯する文芸の世界――小説・詩・民族誌的想像力

第20章 ハーレム・ルネサンスとネラ・ラーセン[鵜殿えりか]
 はじめに――ハーレム・ルネサンスとは
 一 ハーレム・ルネサンスの時期
 二 ネラ・ラーセンの評価

第21章 ハーレム・ルネサンスの女性作家[山下昇]
 はじめに
 一 ジェシー・フォーセット
 二 ネラ・ラーセン
 三 ゾラ・ニール・ハーストン
 おわりに

第22章 クィア・ハーレム・ゴシック――ウォレス・サーマンとネラ・ラーセンにおける性[千代田夏夫]
 はじめに
 一 『春の子どもたち』――レント・パーティの攪乱性
 二 『流砂』――レディ・クリーチャー・クイーン
 三 『パッシング』――クィアとヴァンパイア
 四 『ベリーは黒いほど』――生き抜く女性と無効化される異性愛主義
 五 ハーレムと同性愛――根強い差別
 おわりに

第23章 同化という「空気の支配」の下で――カレンとヒューズ、それぞれの仮面の詩学[斉藤修三]
 はじめに――デュボイスの「二重の意識」が問う同化主義的差別の蔓延
 一 カレン――同化がもたらすペイガニズムの仮面
 二 ヒューズ――「人種の山」に見るもう一つの仮面の詩学
 三 同化のオルタナティブ――ヴァナキュラーな雑種文化
 おわりに――「文化変容(アカルチュレーション)」、または二重の意識へのヒューズの応答

第24章 ハーレムのゾラ[西垣内磨留美]
 はじめに
 一 イートンヴィルの娘
 二 ハーレムのゾラ
 三 ハーレムの外へ
 おわりに

第25章 ジーン・トゥーマー『砂糖きび』における南部表象[ハーン小路恭子]
 はじめに
 一 人種、空間、自己意識
 二 第一セクション――身体としての南部
 三 第二セクション――都市とディアスポラ体験
 四 第三セクション――「キャブニス」
 おわりに

第26章 ブラック・モダニストの生――トニ・モリスンの『ジャズ』にみるニュー・ニグロの読者たち[深瀬有希子]
 はじめに
 一 一九二六年を読む
 二 ハーレムの黒人読者たち
 三 拡大鏡と小型望遠鏡
 おわりに

 コラム5 黒人文芸誌『ファイア!!』[松本昇]

 あとがき[常山菜穂子]

 主要参考文献
 地図
 年表
 索引

前書きなど

序――「ハーレム・ルネサンス」批評の現在[深瀬有希子]

 ワシントン大行進の前日に巨星が墜ちた。「二十世紀の問題はカラーラインの問題だ」と看破したW・E・B・デュボイスは、ついぞアメリカ合衆国に戻らず、一九六三年八月二十七日、ガーナの首都アクラにて一生を終え、オス城近くに埋葬された。他方、彼よりも年下のアレイン・ロックは、デュボイスの死よりもおよそ十年前の一九五四年六月九日に、ニューヨークシティで息をひきとった。彼の遺灰は自身が教鞭をとったワシントンDCのハワード大学構内に保管されることとなる。それから六十年を経た二〇一四年に、その骨壺はようやく、同地キャピトル・ヒルにあるコングレッショナル墓地におさめられる。ロックの墓石は彼をこう称す――「ハーレム・ルネサンスの布告者、文化多元主義の主唱者」。そしてその背面には、画家アーロン・ダグラスが彼のために作った蔵書票を簡略化した図像とともに、「わたしはあなたを抱く、わたしのアフリカよ!」と刻まれている。デュボイスやロックに代表されるように、とりわけ二十世紀初頭から一九二〇年代にかけて、黒人(ニグロ)の生について語るための批評的イディオムを作り上げようと、大西洋をはさむ三大陸にて、多くの黒人芸術家や社会改革者たちが、ときには親密な愛憎関係のなかで、せめぎあって活動していた。
 本書『ハーレム・ルネサンス――〈ニュー・ニグロ〉の文化社会批評』は、その時代からおよそ百周年となる現在の視点より、最新の言説史を参照しつつ、政治経済、歴史、表象芸術、文学の分野にわたって、人種、民族、階級、ジェンダー、セクシュアリティなど多様なテーマのもとで、この文化社会運動の全体像を描くことを目指したものである。論集をまとめるにあたり、以下の点を考慮にいれた。まずこれまで、「ハーレム・ルネサンス」とは、一九二〇年代から一九三〇年代初頭にかけてニューヨーク州マンハッタン北部に位置するハーレム地区を拠点に、アフリカ系アメリカ人を主たる担い手として展開した文化社会運動と定義されてきた。ハーレム・ルネサンス批評史を振り返れば、アメリカ合衆国では本運動がいったんは終息したといわれる一九四〇年代から、主に歴史と文学の分野で研究がなされてきた。しかし、そもそも「ハーレム・ルネサンス」という言葉を最初に用いたとされる詩人・劇作家ラングストン・ヒューズ自身こそ、実際には「ニグロのルネサンス」という呼称の方をより頻繁に用いていた。「ハーレム・ルネサンス」という名称はむしろ、一九七〇年代以降に流通するようになった。その変化の背景には、白人によっては侮蔑的意味を付加されて使われていた「ニグロ」という言葉に対する、一九六〇年代における黒人側からの異議や抵抗があった。それは、「ニグロ」に代わって「アフロ・アメリカン」や「アフリカン・アメリカン」というかたちで人種・民族的アイデンティフィケーションの表出を選ぶという、闘争と葛藤の歴史である。この名称の変化に呼応して、地名である「ハーレム」が擬人化されて「ルネサンス」の主体として浮上し、「ハーレム・ルネサンス」の呼称が一般化していった。

 (…中略…)

 本書は四部で構成され、計二十六本の論考と五本のコラム、主要参考文献、地図、年表を含む。以下は、各部の概要である。
 「第Ⅰ部 『ハーレム・ルネサンス』の見取り図」では、「〈ニュー・ニグロ〉のルネサンス」として再歴史化を試みる論考を軸に、思想史・歴史・宗教史・スポーツ文化史・経済学などの観点を交えて状況を展望した。(……)

 (…中略…)

 「第Ⅱ部 トランス・ナショナリズム/コスモポリタニズム」では、英語文化圏を越えた交流のダイナミズムを展望する論考を配した。(……)

 (…中略…)

 「第Ⅲ部 広がる表象芸術の地平」では、ジャンルとメディアを横断する芸術運動としてのハーレム・ルネサンスを、表象文化の観点から捉え直す。(……)

 (…中略…)

 「第Ⅳ部 交錯する文芸の世界――小説・詩・民族誌的想像力」では、日本では豊かな研究史を持つ本領域を、幅広い枠組みのなかに各論を位置づけることで、同時代の文化状況下での文芸活動および出版文化の特質を浮き彫りにした。(……)

 (…後略…)

著者プロフィール

松本 昇  (マツモト ノボル)  (監修

国士館大学名誉教授
主要業績:『ハーストン、ウォーカー、モリスン――アフリカ系アメリカ人女性作家をつなぐ点と線』(共編著 南雲堂フェニックス 2007)、『エスニシティと物語――複眼的文学論』(監修 金星堂 2019)、ラルフ・エリスン『見えない人間』(翻訳 白水社 2020)

深瀬 有希子  (フカセ ユキコ)  (編著

実践女子大学文学部教授
主要業績:論文「共喰いする雌ガニ――『ラヴ』にみる裏切りの装い」『新たなるトニ・モリスン――その小説世界を拓く』(金星堂 2017)、論文「姉妹の選択――モリスンの『ホーム』にみる「保守」としてのセルフ・ヘルプ」『揺れ動く〈保守〉――現代アメリカ文学と社会』(春風社 2018)、ヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニア『シグニファイング・モンキー――もの騙る猿/アフロ・アメリカン文学批評理論』(共訳 南雲堂フェニックス 2009)

常山 菜穂子  (ツネヤマ ナホコ)  (編著

慶應義塾大学法学部教授
主要業績:『アメリカン・シェイクスピア――初期アメリカ演劇の文化史』(国書刊行会 2003)、『アンクル・トムとメロドラマ――19 世紀アメリカの演劇・人種・社会』(慶應義塾大学出版会2007)、論文「世紀転換期ハワイにおける日本人移民の幸福と演劇的想像力」『アメリカ文学における幸福の追求とその行方』(金星堂 2018)

中垣 恒太郎  (ナカガキ コウタロウ)  (編著

専修大学文学部教授
主要業績:『マーク・トウェインと近代国家アメリカ』(音羽書房鶴見書店 2012)、『アメリカン・ロードの物語学』(共編著 金星堂 2015)、論文「民衆のたましい――アメリカ民衆文化の想像力と『普通のアメリカ人』の行方」『多民族研究』12号(多民族研究学会 2019)

上記内容は本書刊行時のものです。