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指導と学習の国際比較 よりよい数学授業の実践に向けて 国立教育政策研究所(編) - 明石書店
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指導と学習の国際比較 よりよい数学授業の実践に向けて OECDグローバル・ティーチング・インサイト(GTI)授業ビデオ研究報告書

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発行:明石書店
B5判
188ページ
並製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-7503-5189-6   COPY
ISBN 13
9784750351896   COPY
ISBN 10h
4-7503-5189-X   COPY
ISBN 10
475035189X   COPY
出版者記号
7503   COPY
 
Cコード
C0037
一般 単行本 教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2021年4月9日
書店発売日
登録日
2021年3月19日
最終更新日
2021年4月27日
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紹介

教員の指導実践や生徒の学習状況について、実際の授業をビデオ撮影して分析する。授業運営、社会的・情緒的支援、教科内容の質など、指導実践の領域ごとに分析・評価したOECD国際調査の結果をもとに、日本にとって示唆のあるデータを中心に整理する。

目次

 はじめに
 OECDグローバル・ティーチング・インサイト(GTI)授業ビデオ研究報告書:概要
 グローバル・ティーチング・インサイト(GTI)授業ビデオ研究 研究協力者
 本報告書を読む際の注意

第1章 調査の概要
 1.1 調査の概観
 1.2 これまでの授業ビデオ研究
 1.3 調査の枠組み
  1.3.1 調査の目的
  1.3.2 調査の特徴
  1.3.3 調査対象・規模
  1.3.4 国際的な調査実施体制
  1.3.5 日本国内における調査の実施体制
  1.3.6 調査の実施の手続き
 1.4 調査の内容
  1.4.1 調査データの概要
  1.4.2 調査対象単元(二次方程式)
  1.4.3 授業観察コードと教材コード
 1.5 授業ビデオと授業資料の数値化の手続き
  1.5.1 分析者のトレーニングと数値化の手続き
  1.5.2 スコアの算出手順
  1.5.3 調査の質の管理
 1.6 GTIにおける方法の工夫と課題

第2章 授業運営
 2.1 授業運営
  2.1.1 授業運営の質
  2.1.2 数学以外の活動に使われた時間
 2.2 授業の様子
  2.2.1 中断や混乱への対処
  2.2.2 ルーティーン
  2.2.3 モニタリング
 2.3 授業における活動形態

第3章 社会的・情緒的支援
 3.1 社会的・情緒的支援の質
 3.2 教員と生徒の間の敬意
 3.3 励ましと温かさ
 3.4 粘り強さ

第4章 教科指導
 4.1 教科指導の質
 4.2 教科内容の質
  4.2.1 学習目標と活動
  4.2.2 数学的側面間のつながり
  4.2.3 現実世界とのつながり
  4.2.4 規則性(パターン)と一般化
 4.3 生徒の認知的取り組み
  4.3.1 認知面での要求が高い教科内容への取り組み
  4.3.2 教科内容に関わる手続きと解決の過程の理解
  4.3.3 反復練習の機会
  4.3.4 複数の手続きの利用
  4.3.5 ディスカッション、メタ認知、自己評価
  4.3.6 テクノロジーの利用
 4.4 生徒の理解に対する評価と対応
  4.4.1 生徒の考えを引き出す指導
  4.4.2 生徒の考えに合わせた指導
  4.4.3 教員のフィードバック
 4.5 対話(談話)
  4.5.1 授業における対話の質
  4.5.2 問いかけの質
  4.5.3 説明の質

第5章 学習の機会
 5.1 カリキュラムの比較
 5.2 二次方程式の学習の比較
 5.3 二次方程式の授業展開の比較

第6章 指導実践と生徒の成果の関係
 6.1 指導実践と学力の関係
 6.2 指導実践と生徒の数学に対する興味・関心
 6.3 指導実践と自己効力感

第7章 全体の傾向と今後の展望
 7.1 学習成果向上のための指導改善
 7.2 典型的な授業運営
 7.3 深い学びのための指導
 7.4 電子機器を取り入れた学習環境
 7.5 授業観察から学ぶ指導実践
 7.6 質の高い教材
 7.7 質の高い教材のデザイン
 7.8 教職への評価

資料
 資料1 授業観察コード:構成要素
 資料2 授業観察コード:指標
 資料3 授業資料:領域、構成要素、教材コード

前書きなど

はじめに

 本書は、2018年(平成30年)に実施されたOECD(経済協力開発機構)「グローバル・ティーチング・インサイト:授業ビデオ研究」(GTI:Global Teaching InSights: A Video Study of Teaching)の国際報告書を基に、日本にとって特に示唆のある内容・データを中心に整理・分析したものです。
 GTI(調査実施時はTALIS Video Studyと呼ばれていました)は、数学の授業分析を中核とする、指導と学習に関するOECDによる国際調査の新しい試みです。国立教育政策研究所は、GTIの調査枠組みの開発時期からOECDおよび国際コンソーシアムと協力し、日本における調査の実施を担当しました。本書は、本研究の報告書を日本語により刊行するものです。
 GTIでは、実際の数学授業を撮影してそのビデオを分析することにより、教員の指導実践や生徒の学習状況について客観的なエビデンスを得ることや、指導と学習成果の関係を分析することを目的としました。授業分析に用いた分析コードは、質の高い指導実践に向けて、参加国・地域全てで同じ水準の評価ができるようデザインされています。日本では、静岡県の静岡市教育委員会、埼玉県の熊谷市教育委員会と戸田市教育委員会の御協力をいただき、各市の全ての公立中学校と、関東地域および静岡県の国立大学附属中学校を調査対象としました。最終的に73校、89人の数学教員と、数学教員それぞれが授業を担当するクラスの生徒にご参加いただき、国際的な基準を満たすデータを収集することができました。

 (…後略…)

上記内容は本書刊行時のものです。