版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
私とあなたのあいだ 温 又柔(著) - 明石書店
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

直接取引: なし

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

私とあなたのあいだ (ワタシトアナタノアイダ) いま、この国で生きるということ (イマコノクニデイキルトイウコト)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:明石書店
4-6
336ページ
上製
価格 1,700円+税
ISBN
978-4-7503-5094-3   COPY
ISBN 13
9784750350943   COPY
ISBN 10h
4-7503-5094-X   COPY
ISBN 10
475035094X   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年10月30日
書店発売日
登録日
2020年10月12日
最終更新日
2021年4月13日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

自分はここにいる、と誰もが言い始めることができるはず。みな本来、対等な存在なのだから。私たちが声をもつとき、歴史の何かが変わるだろう。私も、あなたも、誰もがその主役なのだから。二人の芥川賞候補作家が交わす、圧巻の往復書簡。

目次

 まえがき

第一章 声と言葉のあいだ
 文字から滲む声――第一便 温又柔より
 価値の序列――第二便 木村友祐より
 自分の居場所――第三便 温又柔より
 転換のとき――第四便 木村友祐より

第二章 動物とヒトのあいだ
 存在の頼りなさ――第五便 木村友祐より
 イキモノたちの時間――第六便 温又柔より
 動物たちの側から――第七便 木村友祐より
 不均衡への気づき――第八便 温又柔より

第三章 持てる者と持たざる者のあいだ
 価値観の根拠――第九便 木村友祐より
 だれのための国――第一〇便 温又柔より
 固定化する階層――第一一便 木村友祐より
 声ある少数派――第一二便 温又柔より

第四章 文学と社会のあいだ
 外部に出ること――第一三便 木村友祐より
 重要な他者性――第一四便 温又柔より
 文学的正しさ?――第一五便 木村友祐より
 私(たち)のモラル――第一六便 温又柔より

第五章 性と性のあいだ
 線を引くとき――第一七便 温又柔より
 無意識の加担――第一八便 木村友祐より
 死守したい一線――第一九便 温又柔より
 公認された欲情――第二〇便 木村友祐より

第六章 国家と家族のあいだ
 国家からの関与――第二一便 木村友祐より
 この国の複数性――第二二便 温又柔より
 国家へのかかわり――第二三便 木村友祐より
 来歴として迫る国々――第二四便 温又柔より

第七章 リアルとバーチャルのあいだ
 幸福なネット時代――第二五便 温又柔より
 一変した風景――第二六便 木村友祐より
 Twitterの可能性?――第二七便 温又柔より
 冷笑の対極――第二八便 木村友祐より

第八章 いま、この国で生きるということ
 パニックの陰で――第二九便 木村友祐より
 この国の当事者――第三〇便 温又柔より
 人という起点――第三一便 木村友祐より
 かれらの居場所――最終便 温又柔より

 あとがき

著者プロフィール

温 又柔  (オン ユウジュウ)  (

1980年、台湾・台北市生まれ。3歳より東京在住。2009年、「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作を受賞。両親はともに台湾人。創作は日本語で行う。著作に『真ん中の子どもたち』(集英社、2017年、芥川賞候補)、『台湾生まれ 日本語育ち』(白水社、2015年、日本エッセイスト・クラブ賞受賞、2018年に増補版刊行)、『空港時光』(河出書房新社、2018年)、『「国語」から旅立って』(新曜社、2019年)、『魯肉飯(ロバプン)のさえずり』(中央公論新社、2020年)など。

木村 友祐  (キムラ ユウスケ)  (

1970年、青森県八戸市生まれ。2009年、「海猫ツリーハウス」で第33回すばる文学賞を受賞しデビュー。小説に『聖地Cs』(新潮社、2014年)、『イサの氾濫』(未來社、2016年)、『野良ビトたちの燃え上がる肖像』(新潮社、2016年)、『幸福な水夫』(未來社、2017年)、『幼な子の聖戦』(集英社、2020年、芥川賞候補)。

上記内容は本書刊行時のものです。