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在庫あり
取引情報
直接取引:なし
カタストロフ前夜
パリで3・11を経験すること
発行:明石書店
四六判
256ページ
上製
価格
2,400円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2020年3月11日
- 書店発売日
- 2020年3月11日
- 登録日
- 2020年1月29日
- 最終更新日
- 2020年3月24日
書評掲載情報
2022-06-11 |
日本経済新聞
朝刊 評者: 阿古真理(生活史研究家) |
2020-12-26 |
東京新聞/中日新聞
朝刊 評者: 陣野俊史(文芸評論家、フランス文学者) |
2020-12-12 |
毎日新聞
朝刊 評者: 沼野充義(名古屋外国語大学副学長・スラブ文学) |
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紹介
世界で日々起きている破局的な出来事。その狭間を自分も生きているのだと、不意に気づかされることがある。身近な人の大切な時に立ち会えなかった作家に大震災がもたらした、生者と死者とを結ぶ思想。フランスで絶賛された震災三部作を一冊にまとめた邦訳版。
目次
これは偶然ではない
声は現れる
亡霊食――はかない食べものについての実践的マニュアル
あとがき
前書きなど
世界の至る所でカタストロフは毎日のように起きていて、わたしたちが当事者ではないためにそれを意識していないだけなのです。もっと身近に感じ、行動を取り支援をすべきなのに、想像力に欠けているがゆえに見落としているカタストロフがあります。すでに起きたカタストロフを踏まえた対策を取らないがゆえに、次のカタストロフ前夜の到来を早めてしまう場合も。震災や紛争の爪痕を忘れないため、カタストロフ前夜を呼び込まないための、これは警告としてのタイトルでもあります。――「あとがき」より
上記内容は本書刊行時のものです。