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カタストロフ前夜 関口 涼子(著) - 明石書店
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カタストロフ前夜 (カタストロフゼンヤ) パリで3・11を経験すること (パリデサンテンイチイチヲケイケンスルコト)

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発行:明石書店
四六判
256ページ
上製
価格 2,400円+税
ISBN
978-4-7503-4977-0   COPY
ISBN 13
9784750349770   COPY
ISBN 10h
4-7503-4977-1   COPY
ISBN 10
4750349771   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2020年3月11日
書店発売日
登録日
2020年1月29日
最終更新日
2020年3月24日
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書評掲載情報

2022-06-11 日本経済新聞  朝刊
評者: 阿古真理(生活史研究家)
2020-12-26 東京新聞/中日新聞  朝刊
評者: 陣野俊史(文芸評論家、フランス文学者)
2020-12-12 毎日新聞  朝刊
評者: 沼野充義(名古屋外国語大学副学長・スラブ文学)
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紹介

世界で日々起きている破局的な出来事。その狭間を自分も生きているのだと、不意に気づかされることがある。身近な人の大切な時に立ち会えなかった作家に大震災がもたらした、生者と死者とを結ぶ思想。フランスで絶賛された震災三部作を一冊にまとめた邦訳版。

目次

これは偶然ではない
声は現れる
亡霊食――はかない食べものについての実践的マニュアル

 あとがき

前書きなど

世界の至る所でカタストロフは毎日のように起きていて、わたしたちが当事者ではないためにそれを意識していないだけなのです。もっと身近に感じ、行動を取り支援をすべきなのに、想像力に欠けているがゆえに見落としているカタストロフがあります。すでに起きたカタストロフを踏まえた対策を取らないがゆえに、次のカタストロフ前夜の到来を早めてしまう場合も。震災や紛争の爪痕を忘れないため、カタストロフ前夜を呼び込まないための、これは警告としてのタイトルでもあります。――「あとがき」より

著者プロフィール

関口 涼子  (セキグチ リョウコ)  (

1970年生まれ。著述家・翻訳家。東京都新宿区生まれ。1989年、第26回現代詩手帖賞受賞。早稲田大学在学中の1993年、詩集『カシオペア・ペカ』を刊行。1996年、東京大学総合文化研究科比較文学比較文化専攻修士課程修了。その後パリに拠点を移し、フランス語で二十数冊の著作、また日本文学や漫画の仏訳等を刊行。2012年フランス政府から芸術文化勲章シュヴァリエを受章。2013年ローマ賞受賞、ヴィラ・メディチに一年滞在。岡井隆との共著に『注解するもの、翻訳するもの』。訳書にM・ウエルベック『セロトニン』、ダニエル・ヘラー=ローゼン『エコラリアス』、P・シャモワゾー『素晴らしきソリボ』(日本翻訳大賞受賞)など。

上記内容は本書刊行時のものです。