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ダウン症をめぐる政治 キーロン・スミス(著) - 明石書店
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ダウン症をめぐる政治 (ダウンショウヲメグルセイジ) 誰もが排除されない社会へ向けて (ダレモガハイジョサレナイシャカイヘムケテ)
原書: The Politics of Down Syndrome

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発行:明石書店
四六判
200ページ
上製
価格 2,200円+税
ISBN
978-4-7503-4713-4   COPY
ISBN 13
9784750347134   COPY
ISBN 10h
4-7503-4713-2   COPY
ISBN 10
4750347132   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2018年9月
書店発売日
登録日
2018年8月30日
最終更新日
2018年9月11日
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紹介

ダウン症のある子どもの親でもある著者が、政治と福祉、教育、マスメディア、社会学など幅広い視点から、ダウン症や障がいのある子どもたちを取り巻く政治的、社会的環境を考察し、インクルーシブ教育と社会における完全な統合の実現へ向けて論ずる。

目次

 日本語版への序文

序章 私の子は他の子より染色体の数が多い

第1章 問題は保健政策に
 コスト・ベネフィット分析
 私事なんかではない
 妊婦は消費者なのか?
 私たちはどこに取り残されてしまったのか
 母親とマルサス主義
 ジョン・ピアソン事件

第2章 誰のための教育政策?
 インクルーシブ教育か隔離か――歴史と課題
 現在の保守党の考え方
 インクルーシブ教育は失敗か
 インクルーシブ教育の回復へ
 「特別教育ニーズ」をめぐる課題

第3章 フランキー・ボイルのショーで経験したこと
 「ぼくは知恵遅れなの? それとも喜んで大騒ぎしているだけ?」
 エミリー
 スティグマ(社会から押しつけられる差別)

第4章 国家と個人の関係
 ダウン症のある子を産み育てるという「リスク」
 「人間らしさ」の“超えてはならない一線”
 では、私たちの超えてはならない一線は、どのくらい明らかなのか?

第5章 さて、どうすべきだろうか
 提案1 一般市民が決定しない保健政策を受け入れないこと
 提案2 インクルーシブ教育へ力を傾注していく
 提案3 違いを欠点にはしない

 訳者あとがき

著者プロフィール

キーロン・スミス  (キーロン スミス)  (

ウィンチェスター大学卒業後、ベスト・リトル書店株式会社(Best Little shop Limited)、インターネット書籍を中心に販売しているブック・ディポジトリー(Book Depository)を経た後、ダウン症のある子どもたちのための教育の国際機関「ダウン症教育インターナショナル」(Down Syndrome Education International)で働く。現在はブラックウェル書籍(Blackwell's Bookshop)のデジタル版部門の責任者をしながら、ウィンチェスター大学の博士課程で調査研究に勤しんでいる。

臼井 陽一郎  (ウスイ ヨウイチロウ)  (監訳

新潟国際情報大学国際学部教授。専攻は、EU政治。日本EU学会理事、グローバル・ガバナンス学会理事。
著書・論文に『環境のEU、規範の政治』(単著、ナカニシヤ出版、2013)、『EUの規範政治』(編著、ナカニシヤ出版、2015)、『入門政治学365日』(編著、ナカニシヤ出版、2018)など。

結城 俊哉  (ユウキ トシヤ)  (訳者代表

立教大学コミュニティ福祉学部教授。専攻は、障害福祉学。博士(社会福祉学)。日本福祉文化学会理事。
著書・論文に『障害科学の展開3 生活支援の障害福祉学』(共編著、明石書店、2007)、『ケアのフォークロア――対人援助の基本原則と展開方法を考える』(単著、高菅出版、2013)、『共に生きるための障害福祉学入門』(編著、大月書店、2018)など。

上記内容は本書刊行時のものです。