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直接取引:なし
ダウン症をめぐる政治
誰もが排除されない社会へ向けて
原書: The Politics of Down Syndrome
発行:明石書店
四六判
200ページ
上製
価格
2,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2018年9月
- 書店発売日
- 2018年9月10日
- 登録日
- 2018年8月30日
- 最終更新日
- 2018年9月11日
紹介
ダウン症のある子どもの親でもある著者が、政治と福祉、教育、マスメディア、社会学など幅広い視点から、ダウン症や障がいのある子どもたちを取り巻く政治的、社会的環境を考察し、インクルーシブ教育と社会における完全な統合の実現へ向けて論ずる。
目次
日本語版への序文
序章 私の子は他の子より染色体の数が多い
第1章 問題は保健政策に
コスト・ベネフィット分析
私事なんかではない
妊婦は消費者なのか?
私たちはどこに取り残されてしまったのか
母親とマルサス主義
ジョン・ピアソン事件
第2章 誰のための教育政策?
インクルーシブ教育か隔離か――歴史と課題
現在の保守党の考え方
インクルーシブ教育は失敗か
インクルーシブ教育の回復へ
「特別教育ニーズ」をめぐる課題
第3章 フランキー・ボイルのショーで経験したこと
「ぼくは知恵遅れなの? それとも喜んで大騒ぎしているだけ?」
エミリー
スティグマ(社会から押しつけられる差別)
第4章 国家と個人の関係
ダウン症のある子を産み育てるという「リスク」
「人間らしさ」の“超えてはならない一線”
では、私たちの超えてはならない一線は、どのくらい明らかなのか?
第5章 さて、どうすべきだろうか
提案1 一般市民が決定しない保健政策を受け入れないこと
提案2 インクルーシブ教育へ力を傾注していく
提案3 違いを欠点にはしない
訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。