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貧困研究 Vol.20 『貧困研究』編集委員会(編集) - 貧困研究会
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貧困研究

貧困研究 Vol.20

発行:貧困研究会
B5判
144ページ
並製
価格 1,800円+税
ISBN
978-4-7503-4686-1
Cコード
C0336
一般 全集・双書 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月
2018年5月
書店発売日
登録日
2018年5月24日
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紹介

日本における貧困研究の深化・発展、国内外の研究者の交流をはかり、貧困問題をさまざまな人々に伝えていく、日本初の貧困研究専門誌・20号。特集「子どもの貧困の現状と政策的課題の検討」に加え、研究者たちが貧困研究の10年を総括し今後の課題を探る。

目次

 巻頭のことば[杉村宏]


特別企画 『貧困研究』20号記念座談会 日本における貧困研究を振り返って――これまでの20年とこれからの展望[岩田正美・青木紀・垣田裕介・桜井啓太・福原宏幸]

特集 子どもの貧困の現状と政策的課題の検討――貧困研究会第10回研究大会共通論題より
 企画趣旨と各報告の概要[吉永純]
 母子世帯の生活困難――二世代世帯と三世代世帯の違いに着目して[阿部彩]
 生活保護世帯の子どもの見えにくい実状――移行の困難さの背景を考える[林明子]
 生活保護と子どもの貧困対策――生活保護基準部会の議論からの考察[岩永理恵]
 大阪府「子どもの生活に関する実態調査」から見える子どもの貧困――生活保護利用の有無に着目して[嵯峨嘉子・山野則子・所道彦・駒田安紀・小林智之]
 生活保護と大学進学――生活保護世帯の大学生等生活実態調査(堺市)から[桜井啓太・鷲見佳宏・堀毛忠弘]
 児童養護施設の子どもたちの自立と貧困[木塚勝豊]

シリーズ:生活困窮者支援の現場から
 広がれ、子ども食堂の輪 つながれ! ゆるやかなネットワーク――子ども食堂の可能性は無限大[栗林知絵子]

書評
 葛西リサ著『母子世帯の居住貧困』[田宮遊子]
 金子充著『入門 貧困論――ささえあう/たすけあう社会をつくるために』[畑本裕介]
 丸山里美編『貧困問題の新地平――もやいの相談活動の軌跡』[三宅雄大]

国内貧困研究情報
 貧困研究会第10回研究大会報告(2017年12月9日(土)~10日(日)、於:大谷大学)
 〈自由論題〉
  ①「社会的排除と貧困」[志賀信夫]
  ②「生活困窮者の多様な困難と労働市場の関係についての考察――民間生活相談事例の調査を手がかりとして」[今野晴貴]
  ③「社会保障代替としての債務――生活相談記録の分析から」[渡辺寛人]
  ④「生活保護制度における自治体ローカル・ルール」[大山典宏]
  ⑤「出所者支援における既存の社会資源の活用――自立準備ホームの現状と課題」[掛川直之]
  ⑥「あいりん地区に見る貧困の地域集中の功罪」[白波瀬達也]
  生活扶助引下げ 緊急声明およびその解説[吉永純]


貧困に関する政策および運動情報 2017年7月~2017年12月[畑本裕介/小西祐馬/五石敬路/村上英吾/北川由紀彦]


 貧困研究会規約
 原稿募集及び投稿規定
 編集後記

前書きなど

巻頭のことば 『貧困研究』の10年によせて[杉村宏(法政大学名誉教授)]

 貧困研究会が結成されて10周年を迎えた。1960年代半ばから貧困研究の「ようなこと」を行ってきた者からすると10年はほんの一瞬のように思えなくもないが、この間の貧困研究会の活動とその成果はその前の50年にも匹敵する深さと広がりを持って社会に提示されているように思う。研究会結成とほぼ並行して雑誌を刊行しようという話が持ち上がり、「古手の」研究者は貧困研究をテーマにした雑誌など長続きするのだろうかと不安に思っていたが、若手研究者の中にこの問題に正面から向き合おうという機運が生まれ、明石書店の熱心なサポートにも恵まれてあれよあれよという間に雑誌『貧困研究』の刊行に至った。

 (…後略…)

上記内容は本書刊行時のものです。