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持続可能な未来のための知恵とわざ 林 良嗣(編) - 明石書店
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持続可能な未来のための知恵とわざ (ジゾクカノウナミライノタメノチエトワザ) ローマクラブメンバーとノーベル賞受賞者の対話 (ローマクラブメンバートノーベルショウジュショウシャノタイワ)

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発行:明石書店
A5
144ページ
上製
価格 2,500円+税
ISBN
978-4-7503-4551-2   COPY
ISBN 13
9784750345512   COPY
ISBN 10h
4-7503-4551-2   COPY
ISBN 10
4750345512   COPY
出版者記号
7503   COPY
Cコード
C0036  
0:一般 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2017年7月
書店発売日
登録日
2017年7月20日
最終更新日
2017年7月20日
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紹介

世界の重大事項を扱いレポートを刊行しているローマクラブ共同会長のエルンスト・フォン・ワイツゼッカー、同クラブフルメンバーの林良嗣、小宮山宏に加え、ノーベル賞受賞者の赤﨑勇、天野浩が集い、持続可能な未来のための科学技術について議論する。

目次

はしがき[林良嗣]

エルンスト・フォン・ワイツゼッカー博士への名古屋大学名誉博士称号授与の言葉[松尾清一]


第1部 記念講演

ローマクラブからの新たなメッセージ[エルンスト・フォン・ワイツゼッカー]
 ローマクラブの創立とその後
 ローマクラブ共同会長になって
 研究成果の報告書、出版活動
 成長は止まらないか?
 持続可能性の限界と3つの選択肢
 日本の経験に学ぶ
 デカップリングの重要性
 リバウンド効果
 今後の戦略的な報告書
 経済学の再考
 新たな啓蒙思想
 新たな価格制度
 スウェーデンの成功例
 おわりに

ローマクラブに参画して[林良嗣]
 ローマクラブとは
 元国家元首、活動家など多彩なメンバー
 世界のProblematic(著しい困難)解決方針の提示
 QOLアプローチの役割
 可能性を秘める名古屋大学


第2部 トークセッション

持続可能な未来のための知恵とわざ[エルンスト・フォン・ワイツゼッカー×赤﨑勇×小宮山宏×天野浩×林良嗣×飯尾歩]
 LEDの開発
 「人工物の飽和」と「プラチナ社会」
 科学が開拓するフロンティア
 リサイクルとリマニュファクチャリング
 建物だけでなく、その地区としての全体の調和
 貧困問題とテクノロジー・産業
 スマートシュリンクとは
 サイエンスの光と影

名古屋大学での思い出と青色発光ダイオードの実現[赤﨑勇]
 1.名古屋大学での思い出――思い出すままに
 2.青色発光ダイオードの実現――高品質窒化ガリウム単結晶が果たした役割

21世紀のビジョン「プラチナ社会」[小宮山宏]
 はじめに
 世界の現状
 21世紀のビジョン「プラチナ社会」
 ビジョン実現のための創造型需要
 プラチナ社会と日本の基本戦略

ローマクラブと持続可能な社会――ハピネスを探して[林良嗣×丸山一平]
 ローマクラブと日本
 ハピネス――トータルな豊かさの追求
 次代の方向性を指し示す

前書きなど

はしがき

 (…前略…)

 ワイツゼッカー教授は「ファクター4」の概念(豊かさを2倍にしながら、資源消費を半減させる)の提唱者として有名である。講演会に続いて、ファクターの分母の資源消費の飛躍的な削減を可能とするLEDの発明によりノーベル物理学賞を受賞した赤﨑勇教授、天野浩教授のお二人と、ローマクラブ・フルメンバーでプラチナ社会(地球環境問題を解決した元気な超高齢社会)を提唱する小宮山宏・三菱総合研究所理事長、およびスマートシュリンク(都市の賢い縮退)を提唱する林良嗣が加わり、飯尾歩・中日新聞社論説委員とともにコーディネートを務めたトークセッション「持続可能な未来のための知恵とわざ」が開催された。
 本書は、これら記念講演とトークセッションの内容を収録したものである。また、登壇者によって書かれた関連する短いコラムも、トークセッションでの発言の背後にある考え方の理解を助けるために、併せて掲載している。

 (…後略…)

著者プロフィール

林 良嗣  (ハヤシ ヨシツグ)  (

中部大学総合工学研究所教授、ローマクラブ・フルメンバー 1951年三重県生まれ。
専門は、都市持続発展論。個人のQOLに基づいたインフラ、コンパクトシティ政策などの評価方法を開発し、立地適正化を図るスマートシュリンクを提唱する。80か国余が集まる世界交通学会の会長を務める。

中村 秀規  (ナカムラ ヒデノリ)  (

富山県立大学工学部講師 1972年岩手県生まれ。
2012年東京工業大学大学院社会理工学研究科博士課程社会工学専攻修了。博士(学術)。地球環境戦略研究機関、名古屋大学大学院環境学研究科などを経て、現職。専門は環境政策、環境ガバナンス、臨床環境学、社会工学。

上記内容は本書刊行時のものです。