書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
取引情報
応用行動分析学
原書: Applied Behavior Analysis, 2nd edition
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2013年5月
- 書店発売日
- 2013年5月30日
- 登録日
- 2013年5月27日
- 最終更新日
- 2013年5月27日
紹介
応用行動分析学とは、行動改善を目的に、行動原理から導出された戦術を組織的に応用し、実験を通じ行動改善に影響した変数を同定する科学である。これを、最新の成果と共に総合的に解説した、必携の一冊。行動分析士を目指す人々にも欠かせない待望の邦訳版。
目次
第1部 序論と基本概念
第1章 応用行動分析学の定義と特徴
第2章 基本概念
第2部 行動を選択し定義し測定する
第3章 標的行動の選択と定義
第4章 行動を測定する
第5章 行動測定の質を改善し査定する
第3部 行動改善を評価し分析する
第6章 行動データのグラフ作成し解釈する
第7章 行動の変化を分析する:基本仮定と戦略
第8章 リバーサルデザインと交替処遇デザイン
第9章 多層ベースラインデザインと基準変更デザイン
第10章 応用行動分析研究を設計し評価する
第4部 強化
第11章 正の強化
第12章 負の強化(執筆:ブライアン・イワタ、リチャード・G・スミス)
第13章 強化スケジュール
第5部 弱化
第14章 刺激提示による弱化
第15章 刺激除去による弱化
第6部 先行変数
第16章 動機づけ操作(執筆:ジャック・マイケル)
第17章 刺激性制御
第7部 新しい行動を形成する
第18章 模倣
第19章 シェーピング
第20章 連鎖化
第8部 非罰的手続きによって行動を減らす
第21章 消去
第22章 分化強化
第23章 先行介入
第9部 関数分析
第24章 行動機能査定(執筆:ナンシー・A・ニーフ、ステファニー・ピーターソン)
第10部 言語行動
第25章 言語行動(執筆:マーク・L・サンドバーグ)
第11部 特別な応用
第26章 随伴性契約、トークンエコノミー、集団随伴性
第27章 自己管理
第12部 般性の行動改善を促進する
第28章 行動改善の般化と維持
第13部 倫理
第29章 応用行動分析家の倫理の考察(執筆:ホセ・A・マルティネス‐ディアス、トーマス・R・フリーマン、マシュー・ノーマンド、ティモシー・E・ヘロン)
前書きなど
応用行動分析学は、行動原理から導出された戦術を、社会的に重要な行動の改善のために組織的に応用し、実験を通じて行動の改善に影響した変数を同定する科学です。本書はこの応用行動分析学を、正確に、総合的に、かつ最新の成果を盛り込んで現代的に説明することを目指した解説書です。
本書はその分量と範囲と論述の徹底性から、まさに専門書としての性格を備えていますが、しかし本書を読むためには特別な前提知識を必要とせず、また本書を読むだけではこの新しい科学をマスターすることができないという理由から、著者らはこれを入門教科書として位置づけています。
本書には、行動分析士の資格を取得するために必要な学習課題、すなわち行動分析士資格認定協会(BACB)が選定した最新の学習課題リスト(第4版、2012)が付録として収録されています。本書が日本で行動分析士を目指す人々に広く愛読され活用されることを願っています。
(「訳者あとがき」より抜粋)
上記内容は本書刊行時のものです。