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移民政策研究 第5号 移民政策学会(編) - 移民政策学会
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移民政策研究

移民政策研究 第5号

B5判
200ページ
並製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-7503-3815-6
Cコード
C0330
一般 全集・双書 社会科学総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年5月
書店発売日
登録日
2013年5月2日
最終更新日
2014年12月26日
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紹介

少子高齢化の中で移民による労働力、社会的活力の増加・向上が求められるにもかかわらず、政策的・社会的取り組みは不十分といえる。移民問題に関する政策、社会的認知を考えるための研究・提言に取り組む研究誌。特集は「『在留カード』導入と無国籍問題を考える」。

目次

特集:「在留カード」導入と無国籍問題を考える

 日本における無国籍者の類型(陳天璽:早稲田大学准教授)
 国籍・無国籍認定の現状と課題――改正入管法を踏まえて(小田川綾音:弁護士)
 無国籍条約加入の意義と日本の課題(付月:筑波大学研究員)


依頼論文

 国際労働力移動をめぐるガバナンスの一考察――インド・ケララ州の事例を通して(明石純一:筑波大学准教授)


投稿論文

 韓国の多文化政策と在韓華僑――仁川チャイナタウン構想を事例に(川本綾:大阪市立大学都市研究プラザ特別研究員)
 重国籍と新しいアイデンティティ像――韓国養子たちによる「重国籍」取得にむけた動きから(芝真里:名古屋大学大学院博士後期課程)
 オランダにおける1980年代以降の移民政策とトルコ系・クルド系住民の活動――「柱状社会の枠組」への対応に注目して(寺本めぐ美:津田塾大学大学院後期博士課程)
 国際結婚家庭の教育に関する現状と課題――結婚移住女性に焦点をあてて(敷田佳子:大阪大学大学院博士後期課程)


報告

 入管法改定と今後の自治体の多文化・多民族共生政策の課題――権利保障としての自治体政策の確立を(山田貴夫:フェリス女学院大学非常勤講師)
 日本は多文化共生社会を実現できるのか――『「移民列島」ニッポン』を取材して(藤巻秀樹:日本経済新聞)


特別寄稿論文

 Migration Trends in the Contemporary World――An Overview(William Barriga:IOM Tokyo)


書評

 福田友子著『トランスナショナルなパキスタン人移民の社会的世界――移住労働者から移民企業家へ』(福永由佳)
 シバ・マリヤム・ジョージ著/伊藤るり監訳『女が先に移り住むとき――在米インド人看護師のトランスナショナルな生活世界』(工藤正子)
 小林真生著『日本の地域社会における対外国人意識』(小内透)
 ロビン・コーエン著/駒井洋訳『新版グローバル・ディアスポラ』(関根政美)
 安田浩一著『ネットと愛国――在特会の「闇」を追いかけて』(森千香子)


文献紹介

学会報告
 2011年度春季大会
 2012年度年次大会
 2012年度冬季大会


 『移民政策研究』編集規定
 『移民政策研究』執筆要項
 和文論文投稿規定
 投稿論文査読規定
 英文論文投稿規定

前書きなど

〈編集後記〉

 前号に引きつづいて,第5号のとりまとめという大役を果たすこととなりました。前号との大きな変化は,発行所が「現代人文社」から「明石書店」へと変わったことです。前号の編集の過程で,現代人文社との意思の不疎通がしばしば起きたのがその理由です。明石書店には前向きに対処していただき,謝意を表します。なお,明石書店との出版契約にもとづき,『移民政策研究』に掲載された論文,報告,書評などの著作権は,刊行後1年間は,移民政策学会に帰属することをご了承ください。
 本号掲載の論文は大会で報告された方々にお願いしました。学会の顔としての機関誌という性格を考えますと,掲載論文4本のみでは量的にやや不十分の感が否めません。学会活動とも関連しますが,機関誌の内容の充実は今後の検討課題とせざるをえないようにおもわれます。
 本号への投稿論文は総計9本にたっし,前号の8本を上回りました。うれしいことです。しかしながら,査読から書き直し,あるいはそのうえに再査読から再書き直しの過程で3本の辞退があり,また2本は最終的に掲載可にいたりませんでした。結果的には前号より1本すくない4本の掲載となりました。査読に当たられた方々のご尽力に感謝します。査読委員からいただいたコメントは,掲載,不掲載にかかわらず投稿者に寄与するところ大であったことを確信します。
 特別寄稿論文としては,滝澤編集委員のご助力のもと,国際移住機関東京事務所のウィリアム・バリガ氏から玉稿をいただくことができました。
 さらに,前号から発足した文献紹介については,鈴木副委員長のご努力もあって,紹介数がいちじるしく増加しました。今後この欄のさらなる活用をお願いします。
 最後になりますが,前号と同様に本号の編集にあたっても,事務局の矢内優氏のスピーディーで確実なサポートによりおおいに助けられました。ありがとう。

   編集委員長 駒井洋

上記内容は本書刊行時のものです。