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ウクライナ侵攻はなぜ起きたのか 宮𦚰 昇(著/文 | 編集) - 早稲田大学出版部
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ウクライナ侵攻はなぜ起きたのか (ウクライナシンコウハナゼオキタノカ) 国際政治学の視点から (コクサイセイジガクノシテンカラ)

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A5判
287ページ
定価 2,500円+税
ISBN
978-4-657-23002-7   COPY
ISBN 13
9784657230027   COPY
ISBN 10h
4-657-23002-6   COPY
ISBN 10
4657230026   COPY
出版者記号
657   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年2月
書店発売日
登録日
2022年12月16日
最終更新日
2023年1月17日
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紹介

 世界を変えたロシアによるウクライナ侵攻。気鋭の国際政治学者たちが侵攻の誘因を考察するとともに、いままさに進行中のこの事象の歴史的評価に果敢に挑む!

【推薦の言葉】
「国際政治学の英知を結集して侵攻を多面的に分析した一冊」服部倫卓(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授)
「時事解説や感情的反応を脱し、ウクライナ侵攻の深層に迫る試み」浜 由樹子(静岡県立大学国際関係学部准教授)

目次

はしがき(宮𦚰 昇)

特別寄稿 マリア・シャギーナ博士のインタビュー 日本のみなさんへ
 
第1章 ウクライナ戦争と冷戦ver.2.0(宮𦚰 昇)
 はじめに  
 1 ウクライナ侵攻の責任と原因の峻別  
 2 ウクライナ侵攻を抑止できなかった3つの失敗  
 3 新しい冷戦論  
 4 冷戦間期の国際政治の3つの誤算  
 おわりに  

第2章 ウクライナにおける選挙監視活動(浦部浩之)
 はじめに  
 1 国際選挙監視活動とOSCE  
 2 OSCEによるウクライナでの選挙監視活動  
 3 マイダン革命後のウクライナの大統領選挙  
 4 2019年大統領選挙で露見した選挙監視活動に関わる諸問題  
 5 ウクライナをめぐるOSCEの諸活動とロシアの反応  
 おわりに  

第3章 なぜロシアはウクライナを侵攻したのか(小泉直美)
 はじめに  
 1 ロシアのウクライナ侵攻に対する評価と分析  
 2 ウクライナ侵攻の深層的理由  
 3 ウクライナ侵攻の中間的理由  
 4 ウクライナ侵攻の直接的理由  
 おわりに  

第4章 EUの対ロシア・ベラルーシ制裁の動向と展望(山上亜紗美)
 はじめに
 1 EUによる経済制裁の仕組みについて  
 2 2022年までの対ロシア・ベラルーシ制裁についての概要  
 3 2022年までのベラルーシに対するEUの経済制裁  
 4 EUによる対ロシア・ベラルーシ制裁の概要  
 5 EUの経済制裁の評価と展望
 おわりに  

第5章 ウクライナ侵攻後のドイツの安全保障・エネルギー政策の変容(中川洋一)
 はじめに  
 1 ウクライナ侵攻とドイツの安全保障政策  
 2 独露間エネルギー関係の政治経済学  
 3 ウクライナ侵攻後のドイツのエネルギー政策をめぐる政治経済学  
 4 ショルツ政権の安全保障エネルギー政策の主導像  
 おわりに  

第6章 ウクライナ侵攻と「水の武器化」(玉井良尚)
 はじめに  
 1 「水の武器化」と国際人道法  
 2 保護消滅規定成立の過程  
 3 ウクライナ河川の地政学性  
 4 ウクライナ軍による「水の武器化」  
 おわりに――防衛側ウクライナに求められることと今後の展望  

コラム ロシアとウクライナは一体か(大中 真)  

座談会 ウクライナ侵略と国際政治(山本武彦・稲葉千晴・小泉悠・玉井雅隆・足立研幾・宮𦚰昇)
 1 ウクライナ侵攻に至る過程  
 2 ウクライナ侵攻後の世界と将来について  
 3 パネル・ディスカッション――戦争の行方は?  

あとがき(宮𦚰 昇)
ウクライナ侵攻関連年表

著者プロフィール

宮𦚰 昇  (ミヤワキノボル)  (著/文 | 編集

立命館大学政策科学部教授

浦部浩之  (ウラベヒロユキ)  (著/文

獨協大学国際教養学部教授

小泉直美  (コイズミナオミ)  (著/文

元防衛大学校国際関係学科准教授

山上亜紗美  (ヤマカミアサミ)  (著/文

京都府立大学講師

中川洋一  (ナカガワヨウイチ)  (著/文

立命館大学講師

玉井良尚  (タマイヨシナオ)  (著/文

立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構専門研究員

大中 真  (オオナカマコト)  (著/文

桜美林大学リベラルアーツ学群教授

山本武彦  (ヤマモトタケヒコ)  (著/文

早稲田大学名誉教授

稲葉千晴  (イナバチハル)  (著/文

名城大学都市情報学部教授

小泉 悠  (コイズミユウ)  (著/文

東京大学先端科学技術研究センター講師

玉井雅隆  (タマイマサタカ)  (著/文

東北公益文科大学国際教養コース教授

足立研幾  (アダチケンキ)  (著/文

立命館大学国際関係学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。