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新聞は大震災を正しく伝えたか : 学生たちの紙面分析
発行:早稲田大学出版部
縦210mm
118ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2012年5月
- 登録日
- 2016年5月9日
- 最終更新日
- 2016年5月9日
紹介
今までと同じゼミナールでいいのか-学生たちは大災害の衝撃にまっすぐに向き合おうと教授研究室を工房に変え新聞紙面に目を凝らし被災地の声に耳を傾け報道の実像を追った。
目次
第1部 実証的視点(全国紙が見た震災・地方紙が見た震災-記事面積分析は何を教えるか
震災報道の「顔」-河北新報の情報源を検証する
津波被災は持続的に報道されたか-阪神淡路大震災との比較から)
第2部 批判的視点(新聞はなぜ「大本営発表報道」と批判されるのか
プルトニウム報道に見る在京紙と地方紙-超猛毒物質から福島県民を守るのはだれか
写真分析から見えた新聞記者の葛藤-報道の使命か、身の安全か
新聞が伝える「死」-「死」と向き合い、考える)
第3部 4つの場所から考える(石巻市立大川小学校-検証記事をどう活かすか
南三陸町防災対策庁舎-報道対象の一極集中はなかったか
長野県栄村-もう1つの被災地と地域の営みからの報道
牡鹿半島・十八成浜-「がんばれ」は思考停止の言葉)
上記内容は本書刊行時のものです。