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玄奘三蔵がつなぐ中央アジアと日本
- 初版年月日
- 2022年12月
- 書店発売日
- 2023年12月25日
- 登録日
- 2023年10月27日
- 最終更新日
- 2023年12月8日
書評掲載情報
2024-03-03 |
読売新聞
朝刊 評者: 岡美穂子(東京大学准教授・歴史学者) |
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紹介
玄奘の足跡と記憶を追う――名古屋⼤学「⽂化遺産と交流史のアジア共創研究ユニット」による国際ワークショップの成果を書籍化! 玄奘が旅した中央アジアに関する論考から、旅行記や伝記が伝える玄奘の信仰、帰国後に行った訳経の影響、後の時代のトルファン、敦煌、日本に残された玄奘の記憶まで。玄奘が残した遺産を幅広く解説する。
目次
はじめに
第一部 玄奘が旅した中央アジア 歴史、言語、美術
第一章 玄奘とトゥルファン・・・・・・・・・・・・・荒川正晴
第二章 玄奘とソグド人・・・・・・・・・・・・・・・吉田 豊
第三章 玄奘のコータン来訪とドモコのトプルクトン遺跡・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・エリカ・フォルテ(影山悦子訳)
第二部 玄奘の弥勒信仰と観世音信仰
第四章 バーミヤーン西大仏と仏龕壁画 弥勒信仰の生成と玄奘の見聞・信仰・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮治 昭
第五章 玄奘と観世音信仰・・・・・・・・・・・・・・佐野誠子
第三部 玄奘の訳経 造形と教義
第六章 敦煌莫高窟初唐期仏龕内に描かれた維摩経変
――玄奘訳『説無垢称経』による図像解釈・・・・・濱田瑞美
第七章 玄奘の訳経と教義論争・・・・・・・・・・・小野嶋祥雄
第四部 玄奘の記憶
第八章 敦煌文献『仏説金剛経纂』に見られる玄奘三蔵とその信仰
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・荒見泰史
第九章 古テュルク語訳『慈恩伝』研究の現在地と新視座・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・橘堂晃一
第十章 玄奘が見たソグド人と「玄奘三蔵絵」のソグド人・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・影山悦子
あとがき
付記 国際ワークショップ「玄奘三蔵がつなぐ中央アジアと日本」開催の記録
上記内容は本書刊行時のものです。