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『紅楼夢』の世界
きめこまやかな人間描写
- 初版年月日
- 2020年3月
- 書店発売日
- 2020年4月16日
- 登録日
- 2020年2月25日
- 最終更新日
- 2020年3月7日
書評掲載情報
2020-12-19 |
毎日新聞
朝刊 評者: 三浦雅士(評論家) |
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紹介
紅迷(紅楼夢フリーク)から若い読者まで、必読の一書!
ファッション界の巨人ヴィヴィアン・ウエストウッドが「私を変えた名作」に挙げたことでも知られる、18世紀口語小説の最高峰『紅楼夢』。『新訳 紅楼夢』(読売文学賞研究・翻訳賞)の訳者である著者が、作中の様々なエピソードを取り上げながら、人間の関係性を根底的に描いた作品の魅力を語りつくす。『紅楼夢』はなぜ書かれたのか、そしてその存在意義とは。
【目 次】
はじめに
第一章 作品の世界
第一節 物語のあらすじ
第二節 賈宝玉の幻想――少女は天地の精髄(エッセンス)、男はカスやアブク
第三節 賈家の人々――位置どり(ポジショニング)の妙
第四節 涙はどのように流されたか――「礼」との関わりをめぐって
第二章 作品の背景
第一節 曹寅の活躍――『紅楼夢』の遠景として
第二節 曹雪芹――おぼろげな作者像について
第三章 作品の受容
第一節 紅迷(ホンミー)のこだわり――神は細部に宿り給う
第二節 夢の涯までも――続編の出現
第三節 「まっとうな」批評とその落とし穴
おわりに
あとがき / 図版一覧 / 索引
目次
はじめに
第一章 作品の世界
第一節 物語のあらすじ
第二節 賈宝玉の幻想――少女は天地の精髄(エッセンス)、男はカスやアブク
第三節 賈家の人々――位置どり(ポジショニング)の妙
第四節 涙はどのように流されたか――「礼」との関わりをめぐって
第二章 作品の背景
第一節 曹寅の活躍――『紅楼夢』の遠景として
第二節 曹雪芹――おぼろげな作者像について
第三章 作品の受容
第一節 紅迷(ホンミー)のこだわり――神は細部に宿り給う
第二節 夢の涯までも――続編の出現
第三節 「まっとうな」批評とその落とし穴
おわりに
あとがき / 図版一覧 / 索引
上記内容は本書刊行時のものです。