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戦乱の中の情報伝達 酒井 紀美(著/文) - 吉川弘文館
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戦乱の中の情報伝達 (センランノナカノジョウホウデンタツ) 巻次:372 使者がつなぐ中世京都と在地 (シシャガツナグチュウセイキョウトトザイチ)

歴史・地理
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発行:吉川弘文館
四六判
244ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-642-75772-0   COPY
ISBN 13
9784642757720   COPY
ISBN 10h
4-642-75772-4   COPY
ISBN 10
4642757724   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C0320  
0:一般 3:全集・双書 20:歴史総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2022年10月1日
書店発売日
登録日
2022年10月20日
最終更新日
2022年10月20日
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紹介

応仁の乱前夜、戦乱の時代。備中国新見庄と東寺の間では頻繁に文書が行き交い、年貢の未納、百姓等の集団示威行動など、さまざまな情報交換が行われていた。その担い手である使者(メッセンジャー)たちの活動を追いつつ、今に残る注進状・書下などの膨大な史料から、在地に生きる人びとの思想と行動を分析。鄙と京をつなぐコミュニケーションの実態に鋭く迫る。

目次

在地からのことづて―プロローグ/新見庄の現地案内(二人の上使、新見庄へ/奇妙な形の花押/年貢高と古帳/最初に下っていった了蔵/ぶつかりあう徳政)/東寺による直務支配(強気な祐清、弱気な祐清/田所職をめぐる騒動/一代は末代/京上夫を立てる名/惣御百姓中と豊岡三郎の対立)/殺害された代官祐清(祐清殺害と自検断/地頭方政所屋差図/勢遣、野陣、弔い/敵打と上意/地頭方政所屋の再建問題)/応仁の乱から乱世へ(ジクソーパズルのピース/いなかは徳政で大騒動/連鎖していく物?/国の境目は、東西両軍の最前線/日本国、乱世の時分)/戦乱の中を生きぬく―エピローグ

著者プロフィール

酒井 紀美  (サカイ キミ)  (著/文

1947年、大阪市生まれ。1976年、大阪市立大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。元茨城大学教育学部教授。※2023年1月現在
【主要編著書】『日本中世の在地社会』(吉川弘文館、1999年)、『応仁の乱と在地社会』(同成社、2011年)、『夢の日本史』(勉誠出版、2017年)、『経覚』(人物叢書、吉川弘文館、1999年)、『中世のうわさ』(新装版、吉川弘文館、2020年)

上記内容は本書刊行時のものです。