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出版者情報
宮中のシェフ、鶴をさばく
巻次:344
江戸時代の朝廷と庖丁道
発行:吉川弘文館
四六判
236ページ
定価
2,300円+税
- 初版年月日
- 2022年10月1日
- 書店発売日
- 2022年10月3日
- 登録日
- 2022年10月20日
- 最終更新日
- 2022年10月20日
紹介
江戸時代、朝廷における食事の調理法や献立、配膳には、「庖丁道」と呼ばれる厳密な作法があり、それを家職とする公家たちがいた。天皇に献上する鶴をさばくために庖丁を握った人々に光を当て、鶴庖丁という儀式や秘伝書から、笙を家職とする四条家がなぜ「庖丁の家」となったのか、その謎を解く。庖丁道から見える江戸時代の天皇・朝廷にも迫る。
目次
鶴を食べますか?―プロローグ/江戸時代の天皇・朝廷(江戸時代の天皇・朝廷の役割/堂上公家と公家家職/地下官人とは何か)以下細目略/宮中の「シェフ」と「メニュー」/鶴をさばく 地下官人・御厨子所/堂上公家四条家/庖丁道の秘伝書と堂上公家四条家/四条家の四条流庖丁道の門人たち/伝統化する庖丁道―エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。