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アマテラスと天皇 千葉 慶(著/文) - 吉川弘文館
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アマテラスと天皇 (アマテラストテンノウ) 巻次:334 〈政治シンボル〉の近代史 (セイジシンボルノキンダイシ)

歴史・地理
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発行:吉川弘文館
四六判
256ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-642-75734-8   COPY
ISBN 13
9784642757348   COPY
ISBN 10h
4-642-75734-1   COPY
ISBN 10
4642757341   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C0320  
0:一般 3:全集・双書 20:歴史総記
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2021年11月2日
最終更新日
2021年11月2日
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紹介

明治政府は、新しい統治と君主への支持を得るために、アマテラスを政治シンボルとした。古代からの宗教シンボルが政治シンボルとして再編される経緯、その後の変貌と暴走、そして戦後の解体までを政治と宗教の側面から分析。近代天皇制の政治神話を明らかにする。現代の「象徴(シンボル)」天皇制を「安全・無害」と考える多くの日本人に警鐘を鳴らす。

目次

天皇制における「シンボル」とは何か?―プロローグ/統治/革命の正当化 政治シンボルのアンビヴァレントな性質(政治シンボルの創出―明治維新とアマテラス/統治の正当化―政治シンボルとしてのアマテラスの創出と展開/革命の正当化―政治シンボルとしてのアマテラスの流用/維新政府による政治シンボルの再編―アマテラスの流用と一元化)以下細目略/宗教と非宗教の狭間に 政治シンボルの馴致/せめぎあう解釈 政治シンボルの暴走へ/「象徴」天皇制再考―エピローグ

著者プロフィール

千葉 慶  (チバ ケイ)  (著/文

1976年、千葉県に生まれる。1998年、千葉大学文学部史学科卒業。2004年、千葉大学大学院博士課程(日本近代美術史)修了。現在、千葉大学・明治大学・和光大学・武蔵野美術大学ほか非常勤講師。 ※2012年12月現在
【主な編著書】『ひとはなぜ乳房を求めるのか』(共著、青弓社、2011年) 「日本美術思想の帝国主義化」(『美学』213号、2003年)

上記内容は本書刊行時のものです。