..
【利用不可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
アマテラスと天皇
巻次:334
〈政治シンボル〉の近代史
発行:吉川弘文館
四六判
256ページ
定価
2,400円+税
- 書店発売日
- 2021年11月4日
- 登録日
- 2021年11月2日
- 最終更新日
- 2021年11月2日
紹介
明治政府は、新しい統治と君主への支持を得るために、アマテラスを政治シンボルとした。古代からの宗教シンボルが政治シンボルとして再編される経緯、その後の変貌と暴走、そして戦後の解体までを政治と宗教の側面から分析。近代天皇制の政治神話を明らかにする。現代の「象徴(シンボル)」天皇制を「安全・無害」と考える多くの日本人に警鐘を鳴らす。
目次
天皇制における「シンボル」とは何か?―プロローグ/統治/革命の正当化 政治シンボルのアンビヴァレントな性質(政治シンボルの創出―明治維新とアマテラス/統治の正当化―政治シンボルとしてのアマテラスの創出と展開/革命の正当化―政治シンボルとしてのアマテラスの流用/維新政府による政治シンボルの再編―アマテラスの流用と一元化)以下細目略/宗教と非宗教の狭間に 政治シンボルの馴致/せめぎあう解釈 政治シンボルの暴走へ/「象徴」天皇制再考―エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。