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出版者情報
お米と食の近代史
巻次:225
発行:吉川弘文館
四六判
242ページ
定価
2,300円+税
- 初版年月日
- 2022年10月1日
- 書店発売日
- 2022年10月3日
- 登録日
- 2022年10月20日
- 最終更新日
- 2022年10月20日
紹介
米離れ、米過剰と言われる今もなお、わが国の主食であるお米。しかし明治時代、米は誰もが食べられる主食ではなかった。凶作による米価の暴騰と輸入米の増加、焼き芋屋・残飯屋の繁盛、米流通の変化、産米改良の動向、ブランド米の起源、節米生活下の家計などを辿る。米不足の時代を捉え直し、現在の米の実態と生産や消費を考える手がかりを提示。
目次
日本人と米食―プロローグ/米不足の時代へ(連年豊作/米価暴騰と米穀輸入)/米食のひろがり(都市の米食/農村の主食/大都市の米問屋―流通の再編―)/産米改良と産地間競争(北陸・東北の産米改良/西日本の防長米・肥後米の改良/日露戦後の米穀輸移入関税)/拡大する米消費―米騒動前後―(米価の騰落と消費/難航する外米輸入/外米廉売と節米奨励)/米消費の変容と米作―エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。