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出版者情報
伊勢神宮
東アジアのアマテラス
発行:吉川弘文館
四六判
200ページ
定価
2,200円+税
- 初版年月日
- 2023年1月1日
- 書店発売日
- 2022年12月24日
- 登録日
- 2022年10月27日
- 最終更新日
- 2022年12月23日
紹介
千三百年以上の歴史をもつ伊勢神宮。祭神アマテラス大神の謎めいた誕生から、道教と神宮、蒙古襲来の「神風」、伊勢参り、植民地の神宮建設、戦後の混乱期における変革までを概観。東アジアへ視野を広げ、その変遷に迫る。
目次
序章/アマテラスの旅路(「アマテル」神社の存在/「アマテル」と「火明命」/対馬の天道(天童)信仰/ソトと天道信仰/土器に描かれるソト信仰/ホアカリノミコトと海部集団/アマテラスはどこから来たか/なぜ鏡が信仰の対象となったか/太陽を中心とするコスモロジー/アメノヒボコと日神/アメノヒボコのルーツ/東アジアの日神信仰/伊勢神宮はいつ誕生したか)/中国思想と神宮(なぜ伊勢に鎮座したのか/海の神仙境/斎王・遷宮の整備/天武朝を支えたコスモロジー/東を聖とする思想/「星の宗教」と「太陽の宗教」の習合/香具山の位置/「神宮」ということば/石上神宮と息長氏/神功皇后伝承と息長氏/斉明女帝の大工事/「神宮」から「神社」へ──石上神宮の場合/古代朝鮮の神宮/七支刀の暗示するもの/「祠」から「神宮」へ──伊勢神宮の場合/鏡と神体/人形を用いる祭祀/伊雑宮の「太一」/アマテラスと西王母伝承/遷宮祭の行列)以下細目略/神国の系譜/近代の神宮/植民地のアマテラス/終章/あとがき/補論
上記内容は本書刊行時のものです。