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出版者情報
沖縄からアジアが見える
発行:吉川弘文館
四六判
200ページ
定価
2,200円+税
- 初版年月日
- 2021年11月1日
- 書店発売日
- 2021年10月16日
- 登録日
- 2021年8月28日
- 最終更新日
- 2021年10月15日
紹介
南島の文化や民俗は、多くの人々を魅了してやまない。沖縄に生まれ育った著者が故郷に残るシーサーや爬龍船競争、ミルク神などの民俗慣習を綿密に調査。沖縄文化の独自性を探り、アジア諸文化との関連を平易に解説する。
目次
はじめに/日本のなかの琉球王国(地方独自のことば―方言のこと/ことばの類似と相違―沖縄の内と外と/日本語のなかの琉球のことば/民族から見た本土と琉球)/中国大陸の文化と沖縄(中国大陸三〇〇〇キロを歩く―歴史の再現/琉球にもたらされた中国文化/大陸文化を運んできた人たち―三十六姓と官生/中国的な社会制度の受容―姓・父系あるいは男性中心の仕組み)/東南アジアへのまなざし(音への郷愁―島嶼と大陸/文化の個性、多様性の生み出すもの/爬龍船と「をなり神」―アジアの地域文化とのつながり/舟漕ぎ行事のアジアでのひろがり)/染織・布・をなり神―女性の地位・役割・象徴(女性の仕事・役割/妹の力、をなり神信仰とアジア/姉妹と兄弟の呪的な絆―東南アジア島嶼地域へのひろがり)/おわりに―文化研究の視野/琉球・沖縄略年表/『沖縄からアジアが見える』の背景とは…渡邊欣雄
上記内容は本書刊行時のものです。