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出版者情報
日本の神話を考える
発行:吉川弘文館
四六判
192ページ
定価
2,200円+税
- 初版年月日
- 2019年11月1日
- 書店発売日
- 2019年10月15日
- 登録日
- 2019年8月30日
- 最終更新日
- 2019年10月17日
紹介
『古事記』『日本書紀』だけが日本の神話ではない。『風土記』や『万葉集』『先代旧事本紀』なども、神話の貴重な断片を伝えている。その全体を東アジアとの関わりも視野に入れて見通し、日本神話の成立と構造を解き明かす。
目次
神話と歴史(神話とは何か〈書かれざる神話/神話のありよう〉/記録と語部〈神話の記録化/語部の実相〉/神代史のなりたち〈『記・『紀』の成立過程/伝承と筆録/『記』・『紀』神話の特色〉)/古典の神話(風土記・祝詞の諸相〈旧聞異事の内実/出雲神話の特色/在地の神話伝承〉/『古語拾遺』と『先代旧事本紀』〈『古語拾遺』の伝承/『先代旧事本紀』の降臨伝承〉)/神話の交響譜(三貴子の誕生〈神々の生成/海神とその祭祀〉/分治の神話〈海原と根の国/月読の活躍/月神の信仰〉以下細目略/皇祖神の二元性/アマテラスの内実)/出雲と筑紫(出雲の神話/筑紫の神話)/渡来の神々(韓神の背景/神話の対比)/付章 神話と教育(神話の虚実/『記』・『紀』の思想史/日本神話と教育)/小学館ライブラリー版刊行にあたって/『日本の神話を考える』を読む…千田 稔
上記内容は本書刊行時のものです。