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出版者情報
中世の東海道をゆく
京から鎌倉へ、旅路の風景
発行:吉川弘文館
四六判
240ページ
定価
2,200円+税
- 初版年月日
- 2019年2月1日
- 書店発売日
- 2019年1月18日
- 登録日
- 2018年12月5日
- 最終更新日
- 2019年1月19日
紹介
街道が整備された近世と違い、山や河原、海際をたどる中世の旅は過酷だった。貴族の旅日記を主軸に、地理学・地震学・地質学や潮の干満の研究成果も活かし、当時の景観を復元。地形改変に挑む人々の営みにも触れる。
目次
はじめに/序章 干潟をゆく―鳴海/旅立ち―京・近江(飛鳥井家と飛鳥井雅有〈飛鳥井家/雅有の旅人生〉/旅のはじまり〈都を発ち近江路へ/中世の東海道ルート/東海道は「東海道」か/中世東海道の幅と踏破日数〉)/乱流地帯をゆく―美濃(木曾三川〈三つの川/杭瀬川・黒俣川/天正十四年の木曾川洪水説/「木曾川」、天正十二年/足近川=中世木曾川〉以下細目略/木曾川の誕生/乱流地帯に生きる)/湖畔にて―橋本(浜名の風景/浜名湖は沈降したか)/平野の風景―遠州平野・浮島が原(遠州の内海/湖のある平野)/難所を越えて―天竜・大井・富士川、興津(川を渡る/磯・山を越える)/中世の交通路と宿(宿とは何か/宿の施設/宿の長者)/終章 中世東海道の終焉/補論
上記内容は本書刊行時のものです。