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出版者情報
戦国期小田原城の正体
「難攻不落」と呼ばれる理由
発行: 吉川弘文館
46
248ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2024年1月1日
- 書店発売日
- 2023年12月22日
- 登録日
- 2023年9月8日
- 最終更新日
- 2024年8月7日
紹介
天下人豊臣秀吉に抗った戦国大名北条氏の本城小田原城。敗れはしたが、今日に至るまで堅固な要害として名高い。しかし、実際には何度も落城を経験し、秀吉の軍門にも降っている。そのような小田原城が何故「難攻不落」と称されるのか。発掘調査成果と文献史料・絵画史料などを分析し、北条氏の志向性から難攻不落と呼ばれた真相を明らかにする。
目次
プロローグ なぜ小田原城は「難攻不落」と言われるのか?/北条氏以前の小田原古城―都市「小田原」への寄生(そもそも小田原城とは/大森氏時代の「小田原」/伊勢宗瑞の登場)/白亜の天守聳える小田原城―小田原新城の誕生(小田原合戦後の小田原城/現在の小田原城へ/戦国期小田原城に対する「小田原新城」)/二代氏綱による小田原整備(北条氏綱という人物/文化都市、小田原/相模府中としての小田原)/記された戦国期の小田原(戦国期小田原城の描写/後の記録にみる小田原/総構とは何か)/発掘調査でよみがえる戦国期小田原城(御用米曲輪下層の遺構群/城郭遺構としての堀/堀の規模と特徴/北条氏の築城技術)/戦国大名としての北条氏(戦国大名の志向性/本城と支城)/エピローグ―戦国都市小田原の景観をよむ
上記内容は本書刊行時のものです。