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出版者情報
江戸のキャリアウーマン
巻次:568
奥女中の仕事・出世・老後
発行:吉川弘文館
四六判
272ページ
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2023年3月1日
- 書店発売日
- 2023年2月20日
- 登録日
- 2022年12月13日
- 最終更新日
- 2024年1月24日
書評掲載情報
2023-05-21 |
読売新聞
朝刊 評者: 宮部みゆき(作家) |
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紹介
生家を離れ、単身武家への奉公に出た奥女中。家柄に関係なく器量次第で出世できた彼女たちの働きぶりやキャリア形成、老後の待遇はいかなるものであったのか。儀礼の差配、親族大名との交際・文通、将軍家への使者など、奥向から大名家の存続を支えた職務に注目。年功を積み上げ生涯をかけて職をまっとうした奥女中の姿に、働くことの意味を問う。
目次
奥女中と出会う―プロローグ/伊達家歴代の「奥向奥方」(伊達家の相続と奥女中/初代政宗から四代綱村まで/五代吉村から七代重村まで/八代斉村から一三代慶邦まで)/奥女中の就業規則(職務と役割分掌/出仕・役替・昇進・懲罰/給与と待遇)/行事と交際を支える(行事と作法/文通を担う)/御城使 江戸城大奥へ使者となる(御城使の任務と権威/「大奥勤め」での登城/非公式ルートの交渉/御城使と男性家臣との協業)/老後と名跡立て(老いても働く/家を興した奥女中)/奥女中として生きる―エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。