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出版者情報
ガラスの来た道
巻次:563
古代ユーラシアをつなぐ輝き
発行:吉川弘文館
四六判
288ページ
定価
1,900円+税
- 初版年月日
- 2023年1月1日
- 書店発売日
- 2022年12月19日
- 登録日
- 2022年10月27日
- 最終更新日
- 2022年12月20日
書評掲載情報
2023-03-19 | 産經新聞 朝刊 |
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紹介
今から約4500年前に西アジアで発明され、美しい珠や器となって、はるか東方へともたらされたガラス。それらはどのような人物が入手し、そこにはいかなる意味があるのか。シルクロードの東西交渉や、ユーラシア諸社会の栄枯盛衰、日本列島と大陸の交流などを、出土したガラス製品から読み解き、活き活きとした古代の人々の姿を映し出す。
目次
美しい古代ガラスの世界―プロローグ/ガラスの特性と歴史(ガラスの物質的特性/古代ガラスの化学組成とその分析の問題/西方におけるガラス製品の誕生と展開/古代ローマとガラスの発展)/蜻蛉珠と草原シルクロード(蜻蛉珠、東方に至る/スキタイ系文化と重圏円文珠/中華文明と北方遊牧騎馬集団の接触/戦国時代の中国製ガラス製品)/漢代のガラスとユーラシアネットワーク(漢代に見られるガラス製品/漢代の西方ガラス器とユーラシア東西のつながり/カリガラスと海のシルクロード)/弥生社会のガラスと大陸との交流(弥生時代のガラス製品の概要/弥生時代中期のガラスと対外交渉/弥生時代後期のガラス製品と対外交渉/楽浪郡と東夷世界)/激動のユーラシアとガラス(魏晋南北朝のガラス/三国時代の朝鮮半島と搬入ガラス製品/古墳時代の日本と舶載されたガラス製品/隋唐期のガラス製品と仏教)/ガラスが見てきたユーラシア―エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。