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ガラスの来た道 小寺 智津子(著/文) - 吉川弘文館
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ガラスの来た道 (ガラスノキタミチ) 巻次:563 古代ユーラシアをつなぐ輝き (コダイユーラシアヲツナグカガヤキ)

歴史・地理
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発行:吉川弘文館
四六判
288ページ
定価 1,900円+税
ISBN
978-4-642-05963-3   COPY
ISBN 13
9784642059633   COPY
ISBN 10h
4-642-05963-6   COPY
ISBN 10
4642059636   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C0372  
0:一般 3:全集・双書 72:写真・工芸
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年1月1日
書店発売日
登録日
2022年10月27日
最終更新日
2022年12月20日
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書評掲載情報

2023-03-19 産經新聞  朝刊
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紹介

今から約4500年前に西アジアで発明され、美しい珠や器となって、はるか東方へともたらされたガラス。それらはどのような人物が入手し、そこにはいかなる意味があるのか。シルクロードの東西交渉や、ユーラシア諸社会の栄枯盛衰、日本列島と大陸の交流などを、出土したガラス製品から読み解き、活き活きとした古代の人々の姿を映し出す。

目次

美しい古代ガラスの世界―プロローグ/ガラスの特性と歴史(ガラスの物質的特性/古代ガラスの化学組成とその分析の問題/西方におけるガラス製品の誕生と展開/古代ローマとガラスの発展)/蜻蛉珠と草原シルクロード(蜻蛉珠、東方に至る/スキタイ系文化と重圏円文珠/中華文明と北方遊牧騎馬集団の接触/戦国時代の中国製ガラス製品)/漢代のガラスとユーラシアネットワーク(漢代に見られるガラス製品/漢代の西方ガラス器とユーラシア東西のつながり/カリガラスと海のシルクロード)/弥生社会のガラスと大陸との交流(弥生時代のガラス製品の概要/弥生時代中期のガラスと対外交渉/弥生時代後期のガラス製品と対外交渉/楽浪郡と東夷世界)/激動のユーラシアとガラス(魏晋南北朝のガラス/三国時代の朝鮮半島と搬入ガラス製品/古墳時代の日本と舶載されたガラス製品/隋唐期のガラス製品と仏教)/ガラスが見てきたユーラシア―エピローグ

著者プロフィール

小寺 智津子  (コテラ チヅコ)  (著/文

愛知県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、国士舘大学・駒澤大学・創価大学非常勤講師、博士(文学) ※2022年12月現在
【主要著書・論文】『ガラスが語る古代東アジア』(同成社、2012年)、『古代東アジアとガラスの考古学』(同成社、2016年)、「戦国時代の楚におけるガラス(玻璃)璧とその副葬について」(大貫静夫編『中国考古学論叢』、同成社、2021年)

上記内容は本書刊行時のものです。