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出版者情報
沖縄戦の子どもたち
巻次:526
発行:吉川弘文館
四六判
240ページ
定価
1,700円+税
- 初版年月日
- 2021年6月1日
- 書店発売日
- 2021年5月19日
- 登録日
- 2021年3月26日
- 最終更新日
- 2021年5月21日
書評掲載情報
2021-07-03 | 毎日新聞 朝刊 |
2021-07-03 |
朝日新聞
朝刊 評者: 藤原辰史(京都大学准教授・食農思想史) |
2021-06-19 | 東京新聞/中日新聞 朝刊 |
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紹介
太平洋戦争末期の沖縄で、激しい地上戦に巻き込まれた少年少女たち。少年兵・学徒隊や補助看護隊への動員、学童疎開船・対馬丸の撃沈、「集団自決」など過酷な戦禍に苛まれ、生き残った者も戦争孤児となるなど、人生を大きく狂わされた。大人の巻き添えにされた彼らの体験や視点を通して、二度と戦争を起こさないために何ができるのかを考える。
目次
もし、子どもの時に戦争があったら―プロローグ/子どもの教育 兵士となるために(日本人になるために―同化教育・皇民化教育の始まり/御真影と教育勅語/学校で教えられた戦争/小国民の思い出―勝ちぬくために)/兵士となった少年少女(戦場への流れ/鉄血勤皇隊の編成/戦場へ/やんばるの少年兵・護郷隊/防衛隊・義勇隊・挺身隊などに編成された少年少女)/戦場で生き残った子ども(学童疎開の子ども/「集団自決」の子ども/戦場の子ども)/戦禍のなかの教員と御真影 皇民化教育の末路(御真影の取り扱い/御真影奉護隊の結成/すべての御真影をやんばるへ/山中をさまよった御真影/戦場に立たされた教員)/戦争孤児の戦後(戦争孤児対応の実態/証言からみた戦争孤児の戦後)/混在化する国家主義と国民主権―エピローグ
上記内容は本書刊行時のものです。