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昭和陸軍と政治 髙杉 洋平(著/文) - 吉川弘文館
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昭和陸軍と政治 (ショウワリクグントセイジ) 巻次:513 「統帥権」というジレンマ (トウスイケントイウジレンマ)

歴史・地理
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発行:吉川弘文館
四六判
282ページ
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-642-05913-8   COPY
ISBN 13
9784642059138   COPY
ISBN 10h
4-642-05913-X   COPY
ISBN 10
464205913X   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C0320  
0:一般 3:全集・双書 20:歴史総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年12月1日
書店発売日
登録日
2020年9月24日
最終更新日
2020年12月25日
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紹介

政府の軍部「統制」を失敗させ、暴走を招く要因になったとされる統帥権独立制。だが実際は、政治からの軍事の独立確保とともに、軍部の政治介入禁止という複雑な二面性があった。建軍以来の陸軍はこれらをどう認識し、いかに振る舞ってきたのか。宇垣一成・武藤章・東条英機らの動向から、制度や規範意識のなかで揺れ動く昭和陸軍の苦悩に迫る。

目次

歴史とイメージ―プロローグ/明治陸軍と政治(明治建軍/専門職官僚秩序の形成)/宇垣軍政(宇垣一成陸相の登場/宇垣軍縮/統帥権干犯問題/宇垣軍政の破綻)/陸軍派閥抗争(皇道派と統制派/永田軍政/宇垣内閣流産/石原構想の挫折/石原莞爾の追放)/近衛文麿と陸軍(第一次近衛文麿内閣/有末精三と武藤章/陸軍内閣構想と近衛擁立運動/近衛新体制/武藤構想の敗北)/東条軍政(東条英機内閣の成立/東条内閣の施策/統帥権独立の桎梏)/統帥権独立と政治介入―エピローグ

著者プロフィール

髙杉 洋平  (タカスギ ヨウヘイ)  (著/文

1979年、愛知県に生まれる。2014年、國學院大學大学院法学研究科博士課程後期修了。現在、帝京大学文学部専任講師、博士(法学) ※2020年12月現在
【主要編著書】『宇垣一成と戦間期の日本政治』(吉田書店、2015年)、「宇垣一成」(筒井清忠編『昭和史講義』3、筑摩書房、2017年)、「東京裁判」(筒井清忠編『昭和史講義』戦後篇(上)、筑摩書房、2020年)

上記内容は本書刊行時のものです。