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律令制諸国支配の成立と展開 鐘江 宏之(著/文) - 吉川弘文館
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律令制諸国支配の成立と展開 (リツリョウセイショコクシハイノセイリツトテンカイ)

歴史・地理
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発行:吉川弘文館
A5判
384ページ
定価 10,000円+税
ISBN
978-4-642-04672-5   COPY
ISBN 13
9784642046725   COPY
ISBN 10h
4-642-04672-0   COPY
ISBN 10
4642046720   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C3021  
3:専門 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2023年2月1日
書店発売日
登録日
2022年11月22日
最終更新日
2023年2月3日
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紹介

「令制国」の設定は、従来の国造制による地域区分を刷新し、中央集権化の一大画期として強い影響力を持った。天武天皇期の国境画定事業や七道制による諸国の編成、国府の設置や行政機構の整備に着目し、中央集権的地方支配の成立過程を解明。受領の単独支配が浸透する平安期までを見通し、「国」を単位とした地方支配の理念と実態を追究する。

目次

序章 研究の現状と問題の所在/国司制・国制の成立(国司制の成立〈国司制・国宰制の形成過程/国司制・国宰制における官司と官職/大宰と総領について〉/令制国の成立〈天武天皇期の国境画定について/地方行政組織としての国表記/律令制度と「国」/国造から令制国へ〉以下細目略)/国府の成立と展開(行政体としての国府/八・九世紀の国府構成員)/中央集権体制と道制(計会帳に見える八世紀の文書伝達/七道制と日本の律令制国家運営/山国の交通と東山道/律令制形成期の往来と道制)/国制の変容と単位としての国の固定化(国の設置・併合と格付けの変化/行政体呼称としての「国」―「国司」から「国」へ/一国を単位とした行政の展開/平安中後期の「国」と「館」―地方における権威をめぐって)/日本における律令制地方支配と「国」

著者プロフィール

鐘江 宏之  (カネガエ ヒロユキ)  (著/文

1964年、福岡県生まれ。1988年、東京大学文学部国史学専修課程卒業。1999年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。現在、学習院大学教授。 ※2023年1月現在
【主要著書】『地下から出土した文字』(山川出版社、2007年)、『律令国家と万葉びと』(小学館、2008年)、『大伴家持』(山川出版社、2015年)

上記内容は本書刊行時のものです。