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出版者情報
戦前日本の小麦輸入
1920~30年代の環太平洋貿易
発行:吉川弘文館
A5判
304ページ
定価
10,000円+税
- 初版年月日
- 2023年2月1日
- 書店発売日
- 2023年2月1日
- 登録日
- 2022年11月22日
- 最終更新日
- 2023年2月3日
紹介
戦間期から日中戦争期にかけて、日本では米不足や食文化の変化により小麦の需要が増大し、その大産地である北米や豪州からの輸入が進んだ。環太平洋地域に展開した小麦貿易を、東アジア市場や円ブロック形成に着目して考察。また、在北米・豪州支店を通じて小麦輸入を担った、三井物産や三菱商事など日系商社の一次資料により取引の実態を探る。
目次
序章 課題と方法/拡大する北米小麦の対日輸出―1920年代(北米小麦と東アジア市場/東アジア市場の米国小麦とカナダ小麦/小麦輸入の拡大と日本製粉業)/東アジア市場をめぐる北米・豪州小麦―1930年代(東アジア市場をめぐる北米・豪州小麦/日本の小麦増産/日本粉の対満進出)/日本の小麦需要―1910年代~30年代(小麦・小麦粉需要の動向―1910年代~30年代/1910年代の小麦消費/1910年代末~20年代はじめ/1920年代/1930年代)以下細目略/三菱商事シアトル支店の北米小麦・小麦粉取引―1920年代における東アジア向け輸出の拡大/三菱商事シアトル支店の小麦仕入―1920年代末の産地買付計画/三菱商事シアトル支店と日清製粉出張員/北米小麦の対欧輸出―三菱商事の「国際小麦取引」/戦時の豪州小麦輸入と三井物産/終章 総括と展望
上記内容は本書刊行時のものです。