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出版者情報
〈主婦〉の誕生 : 婦人雑誌と女性たちの近代
発行:吉川弘文館
縦22mm
316ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年9月
- 登録日
- 2015年8月20日
- 最終更新日
- 2015年8月20日
書評掲載情報
2019-06-29 | 朝日新聞 朝刊 |
2010-09-19 |
日本経済新聞
評者: 荻野美穂(同志社大学教授) |
2010-09-12 |
東京新聞/中日新聞
評者: 山下悦子(女性史研究家) |
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紹介
「女は家庭、男は仕事」という性分業が成立した近代に、「主婦」は誕生した。『主婦之友』『婦人公論』といった婦人雑誌は、いかに「主婦」像をつくりだしたのか。マスメディアというイデオロギー装置の機能を読み解く。
目次
1 ジェンダー化されたメディアの世界-女性読者層と女性向け商業雑誌の誕生(ジェンダー秩序の形成とマスメディア
女も読書する-女性向け大衆雑誌の登場
婦人雑誌がえがく近代の女-「モガ」と「主婦」)
2 婦人雑誌がつくる「主婦」-メディアと女性読者が結んだ三つの関係(有益)(修養)(慰安)(大衆婦人雑誌の三つの相-メディアと読者が結んだ関係
主婦の技能(有益の章)
主婦の規範(修養の章)
主婦のファンタジー(慰安の章))
3 「主婦」であることの魅力-メディア空間と日常の統合(「主婦」と「良人」の甘い生活
統合の象徴としての「主婦」イコン-雑誌を飾る美人画)
近代のイデオロギー装置としての婦人雑誌
上記内容は本書刊行時のものです。