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出版者情報
近代日本の徴兵制と社会
発行:吉川弘文館
縦220mm
342, 7ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2004年6月
- 登録日
- 2016年4月25日
- 最終更新日
- 2016年4月25日
書評掲載情報
2023-03-19 |
読売新聞
朝刊 評者: 一ノ瀬俊也(埼玉大学教授・日本近代史) |
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紹介
"普通の人々"が国家のために殺し殺される徴兵制は、どう受け入れられたのか。徴兵制維持のサブ・システム=「軍隊教育」と「軍事救護」を分析。戦争自体をも正当化する論理がいかに語られていったのかを解き明かす。
目次
第1部 兵士が軍隊生活の「所感」を書くこと-軍隊教育の一側面(日露戦後の兵士「日記」にみる軍隊教育とその意義
「大正デモクラシー」期における兵士の軍隊生活「所感」)
第2部 軍事救護制度の展開と兵役税導入論(日露戦後の兵役税導入論と軍事救護法
第一次大戦後の陸軍と兵役税導入論
「護国共済組合」構想の形成と展開)
第3部 地域社会と軍事援護-日中戦争期以降における(軍事援護と銃後奉公会
戦死者遺族と村-太平洋戦争期における
兵士の死と地域社会)
上記内容は本書刊行時のものです。