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中世醍醐寺の仏法と院家 永村 眞(著/文) - 吉川弘文館
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中世醍醐寺の仏法と院家 (チュウセイダイゴジノブッポウトインケ)

歴史・地理
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発行:吉川弘文館
A5判
402ページ
定価 9,000円+税
ISBN
978-4-642-02965-0   COPY
ISBN 13
9784642029650   COPY
ISBN 10h
4-642-02965-6   COPY
ISBN 10
4642029656   COPY
出版者記号
642   COPY
Cコード
C3021  
3:専門 0:単行本 21:日本歴史
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年11月10日
書店発売日
登録日
2020年8月26日
最終更新日
2020年10月31日
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紹介

京都山科に広大な寺域を保つ醍醐寺。その宗教的空間において、如何なる社会構造のもとで仏法を伝持していったのか。開祖より次第に寺院として整えられるなかで、寺僧集団が止住し顕密にわたる仏法相承の場として創建された院家に注目して、「醍醐寺文書聖教」などの史料調査の成果から実態を追究。中世仏教史に醍醐寺が果たした役割を解き明かす。

目次

序章 中世醍醐寺史論の前提/法流と聖教(「院家」と「法流」―おもに醍醐寺報恩院を通して〈「付法」/「法流」/「院家」〉/醍醐寺三宝院の法流と聖教〈三宝院と三宝院流/宗大事と諸尊法/法流と聖教〉/「公家」と密教法流―後宇多法皇の法流相承〈天子灌頂/法流相承/諡号相論〉/遍智院成賢の教説と聖教―聞書・口決・抄物〈密教受容の姿勢―「修学土代」/聞書―「纂元面授」/口決―「遍口抄」/抄物―「薄草子」〉以下細目略/補論 醍醐寺聖教とその料紙―特に楮紙打紙に注目して)/仏法と法儀(醍醐寺の史料とその仏法/中世醍醐寺と三論宗/中世醍醐寺の教相と論義)/諸寺との交流(「真言宗」と東大寺―鎌倉後期の本末相論を通して/醍醐寺報恩院と走湯山密厳院/中世醍醐寺と根来寺/補論 醍醐寺報恩院と根来寺中性院)/終章 中世醍醐寺の仏法と聖教

著者プロフィール

永村 眞  (ナガムラ マコト)  (著/文

1948年、熊本県に生まれる。1976年、早稲田大学大学院文学研究科史学専攻日本史専修博士課程中退。現在、日本女子大学名誉教授、人間文化研究機構理事。文学博士(早稲田大学)。 ※2020年10月現在
【主要編著書】『中世東大寺の組織と経営』(1989年、塙書房)、『中世寺院史料論』(2000年、吉川弘文館)、『醍醐寺の歴史と文化財』 〈編著〉(2015年、勉誠出版)、『中世の門跡と公武権力』〈編著〉(2017年、戎光祥出版)

上記内容は本書刊行時のものです。