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出版者情報
平安宮廷の儀礼文化
発行:吉川弘文館
縦220mm
337, 12ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年6月
- 登録日
- 2017年3月19日
- 最終更新日
- 2017年3月19日
紹介
平安期、貴族はなぜ先例を重視し儀式を運営したのか。天皇の「御後」に祗候し、「赤色袍」を着用する摂関家故実に着目。故実の形盛過程を摂関家の政略と絡めて分析し、宮廷儀礼の政治文化としての意義を解明する。
目次
平安期の宮廷儀礼研究と本書の構成
第1部 儀礼にみる摂関家の動向(即位式における摂関と母后の高御座登壇
節会における内弁勤仕と御後祗候
摂関賀茂詣の成立と展開
摂関家における服飾故実の成立と展開-赤色袍の検討を通じて)
第2部 儀礼空間を形成する先例観と視線(摂家関の先例観-御堂流故実の再検討
儀式・先例からみた藤原頼通
宮廷儀礼における公卿の「見物」)
平安宮廷の儀礼文化と摂関政治
上記内容は本書刊行時のものです。