...
【利用可】
書店員向け情報 HELP
北総地域の水辺と台地 : 生活空間の歴史的変容 : 地方史研究協議会第61回(成田)大会成果論集
発行:雄山閣
縦220mm
300ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2011年10月
- 登録日
- 2016年3月23日
- 最終更新日
- 2016年3月23日
紹介
印旛沼・手賀沼を含む下総台地北部の北総地域-「水辺と台地」に形成・展開された地域社会の具体相と、その生活空間の変容を政治・経済・社会的諸関係から考察する。
目次
1 古代・中世の北総地域と水辺(印旛沼をめぐる古墳群の特質と地域社会の動態-印波国造論に関連して
印波国造と東国社会
下総龍腹寺の板碑群)
2 北総台地と近世の開発(享保期佐倉牧における新田「開発」の特質
在地村役人の視点から見る天保期の印旛沼堀割普請
近世下総における検地と土地認識-佐倉藩領の在地把握と弘化期隠田出入一件を中心に)
3 近・現代の地域経済と生活空間(近代北総における貨物輸送-下利根川水運の衰退と成田鉄道
水辺の環境と生活の変容-手賀沼のほとりで農に生きた人:増田実日記から
成田空港建設と地域社会変容-巨大開発下における農民主体の形成と展開をめぐって)
4 江戸・東京と北総(江戸の嘉永文化
七代目市川團十郎と成田山額堂寄進-「五側」の扁額奉納とともに
旧佐倉藩士族結社の活動と士族の「家」-同協社を事例として)
上記内容は本書刊行時のものです。