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人狼知能 鳥海 不二夫(著/文) - 森北出版
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人狼知能 (ジンロウチノウ) だます・見破る・説得する人工知能 (ダマス ミヤブル セットクスルジンコウチノウ)

コンピュータ
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発行:森北出版
A5判
168ページ
定価 2,400円+税
ISBN
978-4-627-85371-3   COPY
ISBN 13
9784627853713   COPY
ISBN 10h
4-627-85371-8   COPY
ISBN 10
4627853718   COPY
出版者記号
627   COPY
Cコード
C3004  
3:専門 0:単行本 04:情報科学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2016年7月5日
最終更新日
2016年7月15日
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書評掲載情報

2016-10-23 産經新聞  朝刊
評者: 畑中章宏(作家)
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紹介

◆AIの次なるチャレンジは「人狼」だ!◆
コンピュータを相手に人狼ゲームを楽しめる日はくるのか……?
「人狼知能大会」等で注目されるプロジェクト発の解説書。

村人にまぎれた人狼は誰か? 誰が嘘をついているのか? 自分の嘘がバレないようにどう取り繕うか? 
「だます」「見破る」「説得する」といった、人間ならではのコミュニケーションが戦略の鍵を握る人狼ゲーム。将棋・囲碁・早押しクイズなどとはまったく異なる、「社会的知性」を要求するこのゲームに、いま人工知能の研究者が着目しています。人狼をプレイするAIシステム(=人狼知能)はどのように実現でき、そして、どのように実社会で活かせるのでしょうか。

本書では、人狼ゲームを研究する意義・方法だけでなく、詳細な分析を通して見えてくる「そもそも人狼とはどのようなゲームなのか」についても詳しく説明。人狼ゲームの愛好家のあなたにも、きっと新しい発見があるはずです。
また、認知モデル構築・自然言語処理・エージェントロボットの開発など、多岐にわたる研究プロジェクトの全貌を紹介していきます。

◆人狼知能大会に参加しよう!◆
集合知的なAIの開発を目指し、著者らは年1回の「人狼知能大会」を開催中(第2回大会は2016年8月24日-26日開催予定)。本書を片手に、自分の「人狼知能」をつくって勝負してみてはいかがでしょうか。


「人狼知能は人工知能のひとつの新しいフロンティアである。… 本書では、人工知能研究者がどのように具体的な問題に取り組むか、どういった思考をするかが、具体的な事例を通じて分かりやすく示されている。… 著者らの人狼に対する愛を感じながら読んでほしい。」(東京大学特任准教授 松尾豊氏)

「人狼ゲームならではの『嘘をつく、見破る、説得する』という人間を真似たAIは面白いですね。応援しています。いつの日か人狼AIと対決してみたいです。」(ドラゴンクエストシリーズ ゲームデザイナー 堀井雄二氏)

目次

第1章 人狼知能とは何か?
第2章 人狼ゲーム概説
第3章 人狼知能の実現に向けて
第4章 人狼知能のための認知モデル
第5章 人間どうしによるプレイの解析
第6章 集合知による人狼知能の構築~人狼知能大会
第7章 人狼知能エージェントの構築
第8章 人狼知能が拓く未来

著者プロフィール

鳥海 不二夫  (トリウミフジオ)  (著/文

東京大学 准教授 博(工)

片上 大輔  (カタガミダイスケ)  (著/文

東京工芸大学 准教授 博(工)

大澤 博隆  (オオサワヒロタカ)  (著/文

筑波大学 助教 博(工)

稲葉 通将  (イナバミチマサ)  (著/文

広島市立大学 助教 博(情報科学)

篠田 孝祐  (シノダコウスケ)  (著/文

電気通信大学 助教 博(知識科学)

狩野 芳伸  (カノヨシノブ)  (著/文

静岡大学 准教授 博(情報理工学)

上記内容は本書刊行時のものです。