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出版者情報
加藤尚武著作集 第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相
巻次:第5巻
- 初版年月日
- 2019年3月
- 書店発売日
- 2019年3月22日
- 登録日
- 2019年2月19日
- 最終更新日
- 2019年2月19日
紹介
この巻は、ヘーゲル学者としての著者のヘーゲル関係論文で単行本4冊に収録されなかった29本を厳選し六つのテーマ別に編集されている。Iヴォルフ学派の遺産/IIカントへの同時代の証言/IIIヘーゲル像:完成から未完成へ/IVプロティノスの影/V自然哲学/VI弁証法。日本のヘーゲル学をリードしてきた著者の珠玉の単行本未収録論文だけで構成された貴重な一冊。
目次
I ヴォルフ学派の遺産
論理思想の歴史――ドイツ観念論の時代における、ある概念史の試み
ヘーゲル論理思想の背景――無限性をめぐって
「無限性」の概念史の試み――ゲーテ「スピノザに学ぶ」を資料として
II カントへの同時代の証言
カント哲学とフランス革命についてのシェリングの証言
為すべき故に為し能う
物自体という難問
この前提なしにはカント体系に入れず、この前提あればカント体系に留まりえない
ヘーゲルによる乱暴なカント批判
エーベルハルト批判に見えるカントの論争態度
カントはヒュームを乗りこえたのか
カントの歴史的位置づけ
カントの述べなかったことによってこそカントは理解できる
カント没後二〇〇年
III ヘーゲル像【:】完成から未完成へ
『ヘーゲル哲学への新視角』編者まえがき
ヘーゲル論理学のなかの「実体」と「因果」
ヘーゲルによる心身問題の取扱い
ヘーゲルの個体論とゲーテの色彩論
IV プロティノスの影
単位の幻想
同一性の変貌と発展
フィチーノとシェリング
V 自然哲学
生という存在の原型
ヘーゲル自然哲学の存在理由
必然的個体としての有機体
「発酵」という言葉にかんする覚書
ドイツ観念論と自然哲学
有機体の概念史
VI 弁証法
『精神現象学』というゆがんだ真珠――哲学的なアイデアの宝庫
ヘーゲルによる「弁証法」の最初の用例群
「弁証法」の【21】用例 【in】『精神現象学』
著者解題
人名索引
目次
I ヴォルフ学派の遺産
論理思想の歴史――ドイツ観念論の時代における、ある概念史の試み
ヘーゲル論理思想の背景――無限性をめぐって
「無限性」の概念史の試み――ゲーテ「スピノザに学ぶ」を資料として
II カントへの同時代の証言
カント哲学とフランス革命についてのシェリングの証言
為すべき故に為し能う
物自体という難問
この前提なしにはカント体系に入れず、この前提あればカント体系に留まりえない
ヘーゲルによる乱暴なカント批判
エーベルハルト批判に見えるカントの論争態度
カントはヒュームを乗りこえたのか
カントの歴史的位置づけ
カントの述べなかったことによってこそカントは理解できる
カント没後二〇〇年
III ヘーゲル像【:】完成から未完成へ
『ヘーゲル哲学への新視角』編者まえがき
ヘーゲル論理学のなかの「実体」と「因果」
ヘーゲルによる心身問題の取扱い
ヘーゲルの個体論とゲーテの色彩論
IV プロティノスの影
単位の幻想
同一性の変貌と発展
フィチーノとシェリング
V 自然哲学
生という存在の原型
ヘーゲル自然哲学の存在理由
必然的個体としての有機体
「発酵」という言葉にかんする覚書
ドイツ観念論と自然哲学
有機体の概念史
VI 弁証法
『精神現象学』というゆがんだ真珠――哲学的なアイデアの宝庫
ヘーゲルによる「弁証法」の最初の用例群
「弁証法」の【21】用例 【in】『精神現象学』
著者解題
人名索引
上記内容は本書刊行時のものです。