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加藤尚武著作集 第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相 加藤 尚武(著/文) - 未來社
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加藤尚武著作集 第5巻 ヘーゲル哲学の隠れた位相 (カトウヒサタケチョサクシュウダイゴカン ヘーゲルテツガクノカクレタイソウ) 巻次:第5巻

哲学・宗教
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発行:未來社
A5判
縦216mm 横156mm 厚さ30mm
重さ 750g
490ページ
定価 6,800円+税
ISBN
978-4-624-93605-1   COPY
ISBN 13
9784624936051   COPY
ISBN 10h
4-624-93605-1   COPY
ISBN 10
4624936051   COPY
出版者記号
624   COPY
Cコード
C0310  
0:一般 3:全集・双書 10:哲学
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2019年3月
書店発売日
登録日
2019年2月19日
最終更新日
2019年2月19日
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紹介

この巻は、ヘーゲル学者としての著者のヘーゲル関係論文で単行本4冊に収録されなかった29本を厳選し六つのテーマ別に編集されている。Iヴォルフ学派の遺産/IIカントへの同時代の証言/IIIヘーゲル像:完成から未完成へ/IVプロティノスの影/V自然哲学/VI弁証法。日本のヘーゲル学をリードしてきた著者の珠玉の単行本未収録論文だけで構成された貴重な一冊。
目次
I ヴォルフ学派の遺産
 論理思想の歴史――ドイツ観念論の時代における、ある概念史の試み
 ヘーゲル論理思想の背景――無限性をめぐって
「無限性」の概念史の試み――ゲーテ「スピノザに学ぶ」を資料として
II カントへの同時代の証言
 カント哲学とフランス革命についてのシェリングの証言
 為すべき故に為し能う
 物自体という難問
 この前提なしにはカント体系に入れず、この前提あればカント体系に留まりえない
 ヘーゲルによる乱暴なカント批判
 エーベルハルト批判に見えるカントの論争態度
 カントはヒュームを乗りこえたのか
 カントの歴史的位置づけ
 カントの述べなかったことによってこそカントは理解できる
 カント没後二〇〇年
III ヘーゲル像【:】完成から未完成へ
『ヘーゲル哲学への新視角』編者まえがき
 ヘーゲル論理学のなかの「実体」と「因果」
 ヘーゲルによる心身問題の取扱い
 ヘーゲルの個体論とゲーテの色彩論
IV プロティノスの影
 単位の幻想
 同一性の変貌と発展
 フィチーノとシェリング
V 自然哲学
 生という存在の原型
 ヘーゲル自然哲学の存在理由
 必然的個体としての有機体
「発酵」という言葉にかんする覚書
 ドイツ観念論と自然哲学
 有機体の概念史
VI 弁証法
『精神現象学』というゆがんだ真珠――哲学的なアイデアの宝庫
 ヘーゲルによる「弁証法」の最初の用例群
「弁証法」の【21】用例 【in】『精神現象学』

 著者解題
 人名索引

目次

I ヴォルフ学派の遺産
 論理思想の歴史――ドイツ観念論の時代における、ある概念史の試み
 ヘーゲル論理思想の背景――無限性をめぐって
「無限性」の概念史の試み――ゲーテ「スピノザに学ぶ」を資料として
II カントへの同時代の証言
 カント哲学とフランス革命についてのシェリングの証言
 為すべき故に為し能う
 物自体という難問
 この前提なしにはカント体系に入れず、この前提あればカント体系に留まりえない
 ヘーゲルによる乱暴なカント批判
 エーベルハルト批判に見えるカントの論争態度
 カントはヒュームを乗りこえたのか
 カントの歴史的位置づけ
 カントの述べなかったことによってこそカントは理解できる
 カント没後二〇〇年
III ヘーゲル像【:】完成から未完成へ
『ヘーゲル哲学への新視角』編者まえがき
 ヘーゲル論理学のなかの「実体」と「因果」
 ヘーゲルによる心身問題の取扱い
 ヘーゲルの個体論とゲーテの色彩論
IV プロティノスの影
 単位の幻想
 同一性の変貌と発展
 フィチーノとシェリング
V 自然哲学
 生という存在の原型
 ヘーゲル自然哲学の存在理由
 必然的個体としての有機体
「発酵」という言葉にかんする覚書
 ドイツ観念論と自然哲学
 有機体の概念史
VI 弁証法
『精神現象学』というゆがんだ真珠――哲学的なアイデアの宝庫
 ヘーゲルによる「弁証法」の最初の用例群
「弁証法」の【21】用例 【in】『精神現象学』

 著者解題
 人名索引

著者プロフィール

加藤 尚武  (カトウ ヒサタケ)  (著/文

1937年、東京生まれ。
1960年、東京大学教養学部学生として安保闘争に参加。
1963年、東京大学文学部哲学科を卒業。東京大学文学部助手、山形大学教養部講師・助教授、東北大学文学部助教授、千葉大学文学部教授、京都大学文学部教授、鳥取環境大学学長、東京大学医学系研究科特任教授を歴任。元日本哲学会委員長。日本学術会議連携会員、京都大学名誉教授。
《専門》
ヘーゲル哲学、環境倫理学、生命倫理学。現在は、徳倫理学、貢献心、利他主義の研究開発に従事している。
《受賞》
哲学奨励山崎賞(1979年)、和辻哲郎文化賞(1994年)、紫綬褒章(2000年)、建築協会文化賞(2002年)
《主な著書》
『ヘーゲル哲学の形成と原理』未來社、1980年
『バイオエシックスとは何か』未來社、1986年
『環境倫理学のすすめ』丸善ライブラリー、1991年
『哲学の使命』未來社、1992年 ほか多数。

上記内容は本書刊行時のものです。