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ヘテロトピアからのまなざし 上村 忠男(著/文) - 未来社
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ヘテロトピアからのまなざし (ヘテロトピアカラノマナザシ)

哲学・宗教
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発行:未来社
四六判
452ページ
定価 4,800円+税
ISBN
978-4-624-93282-4   COPY
ISBN 13
9784624932824   COPY
ISBN 10h
4-624-93282-X   COPY
ISBN 10
462493282X   COPY
出版者記号
624   COPY
Cコード
C0310  
0:一般 3:全集・双書 10:哲学
出版社在庫情報
不明
書店発売日
登録日
2018年1月30日
最終更新日
2018年1月30日
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紹介

思想史を中心に欧米の最新の学問的成果を精力的に紹介しつつも〈ヘテロトピア〉をキーワードに新しい歴史学的方法論を構想してきた著者の最新の批評論集。ヴィーコに依拠しながらヘイドン・ホワイト、エドワード・サイード、カルロ・ギンズブルグ、ジョルジョ・アガンベン、G・C・スピヴァク、柄谷行人、マッシモ・カッチャーリなどを縦横無尽に渉猟し、同時に沖縄をめぐる諸問題など現代日本の思想的課題を徹底的に解明する上村思想史学の集大成。
目次
シラーをサボタージュする――スピヴァクとグローバリゼーションの時代における美的教育
「惑星思考」のその後
ヘテロトピアからのまなざし――エドワード・W・サイードと批評の可能性
ヘテロトピアとしてのアメリカ
ヘイドン・ホワイトの「歴史の詩学」について
ヴァールブルクの鋏
アントニオ・ラブリオーラと「不実な」弟子たち――イタリア版「マルクス主義の危機」論争(一八九五―一九〇〇年)
ソレルとマルクス主義
アガンベンと『ティックーン』
所有することなき使用――アガンベンの『いと高き貧しさ』をめぐって
関係の彼方へ
カテコーン再考
グラフト国家
転生しつつ交差する〈眼差しの政治〉――仲里効・倉石信乃監修「沖縄写真家シリーズ[琉球烈像]」(未來社)完結によせて
標的の村
川満信一さんへ――「琉球共和社会憲法C私(試)案」をめぐって
困民主義革命
「琉球民族独立」論の陥穽
『越境広場』
イメージが歴史と詩的に交わる場――東松照明『太陽の鉛筆』をめぐって
追悼・中平卓馬
テロルの伝説、あるいは桐山襲『聖なる夜 聖なる穴』をめぐって
介護民俗学への挑戦
関係の絶対性
能面以前
子供が子供であったとき
柄谷行人をめぐる断想
民族衣装を着なかったアイヌ
『サークル村』再訪
怨歌の誕生
内村剛介のラーゲリ体験
棄郷を生きる
「有限性の近代」を生き抜くための処方箋――加藤典洋『人類が永遠に続くのではないとしたら』を読む
「叛史」のこころみ
流砂のなかで
「声ノマ」――吉増剛造の現在
チリの闘い
恋のハレルヤ
中動態の世界
歴史の地震計
ビブリオグラフィティ(二〇一二―二〇一七)――『図書新聞』『週刊読書人』『みすず』読書アンケートへの回答……

あとがき……

目次

シラーをサボタージュする――スピヴァクとグローバリゼーションの時代における美的教育
「惑星思考」のその後
ヘテロトピアからのまなざし――エドワード・W・サイードと批評の可能性
ヘテロトピアとしてのアメリカ
ヘイドン・ホワイトの「歴史の詩学」について
ヴァールブルクの鋏
アントニオ・ラブリオーラと「不実な」弟子たち――イタリア版「マルクス主義の危機」論争(一八九五―一九〇〇年)
ソレルとマルクス主義
アガンベンと『ティックーン』
所有することなき使用――アガンベンの『いと高き貧しさ』をめぐって
関係の彼方へ
カテコーン再考
グラフト国家
転生しつつ交差する〈眼差しの政治〉――仲里効・倉石信乃監修「沖縄写真家シリーズ[琉球烈像]」(未來社)完結によせて
標的の村
川満信一さんへ――「琉球共和社会憲法C私(試)案」をめぐって
困民主義革命
「琉球民族独立」論の陥穽
『越境広場』
イメージが歴史と詩的に交わる場――東松照明『太陽の鉛筆』をめぐって
追悼・中平卓馬
テロルの伝説、あるいは桐山襲『聖なる夜 聖なる穴』をめぐって
介護民俗学への挑戦
関係の絶対性
能面以前
子供が子供であったとき
柄谷行人をめぐる断想
民族衣装を着なかったアイヌ
『サークル村』再訪
怨歌の誕生
内村剛介のラーゲリ体験
棄郷を生きる
「有限性の近代」を生き抜くための処方箋――加藤典洋『人類が永遠に続くのではないとしたら』を読む
「叛史」のこころみ
流砂のなかで
「声ノマ」――吉増剛造の現在
チリの闘い
恋のハレルヤ
中動態の世界
歴史の地震計
ビブリオグラフィティ(二〇一二―二〇一七)――『図書新聞』『週刊読書人』『みすず』読書アンケートへの回答……

あとがき……

著者プロフィール

上村 忠男  (ウエムラ タダオ)  (著/文

上村忠男(うえむら・ただお)
1941年生まれ。東京外国語大学名誉教授。学問論、思想史専攻。著書に『歴史家と母たち』、『ヘテロトピアの思考』、『超越と横断』、『無調のアンサンブル』(以上、未來社)、『現代イタリアの思想をよむ』(平凡社)、『ヘテロトピア通信』(みすず書房)ほか。訳書にヴィーコ『新しい学』(法政大学出版局)、アガンベン『到来する共同体』(月曜社)、カッチャーリ『死後に生きる者たち』(みすず書房)ほか。

上記内容は本書刊行時のものです。