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「死にたい」の根っこには自己否定感がありました。 咲 セリ(著) - ミネルヴァ書房
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【利用可否不明】

「死にたい」の根っこには自己否定感がありました。 (シニタイノネッコニハジコヒテイカンガアリマシタ) 妻と夫、この世界を生きてゆく (ツマトオットコノセカイヲイキテユク)

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四六判
244ページ
定価 2,000 円+税   2,200 円(税込)
ISBN
978-4-623-09155-3   COPY
ISBN 13
9784623091553   COPY
ISBN 10h
4-623-09155-4   COPY
ISBN 10
4623091554   COPY
出版者記号
623   COPY
Cコード
C0011  
0:一般 0:単行本 11:心理(学)
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年6月30日
書店発売日
登録日
2021年4月17日
最終更新日
2021年6月2日
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紹介

「逃げろ」「離婚しろ」「かかわるな」…ネットでそう表現される “境界性パーソナリティ障害”をはじめ、不安障害、双極性障害などの心の病を約20年前に発症した妻。依存、暴力、自傷・自殺未遂を繰り返すも、逃げずに向き合い続ける夫と過ごす時間の中で、根底にあった「自己否定感」に気づき、自身の特性と対処法を見つけていく。――
本書は、自己否定感にとらわれ生きることが苦しくなった人と、その周りで悩み、抜け道がみつからない人へ贈るメッセージブックです。延べ1000人余の相談を受けるなかで夫婦に寄せられたQ&Aも収録。「何が発症につながったのか」「どうして克服できたのか」「その後何に気をつけているか」――当事者の妻とその夫が紡ぐ、克服のメソッド。

目次

はじめに

第1章 妻・咲セリという症例
  パートナーへの暴力
   ▽克服のメソッド(1)何でも書いていいノート
  精神的虐待の中で過ごした幼少期・思春期
   ▽克服のメソッド(2)自分をほめる
  メンタルクリニック難民
   ▽克服のメソッド(3)自分問診票を作る
  不治の病の猫との出会い
   ▽克服のメソッド(4)「私」と離れてみる
  病気でも仕事をはじめる
   ▽克服のメソッド(5)自分のリズムを知る――日常と心の記録
  生まれなおし
   ▽克服のメソッド(6)自分の取り扱い説明書を作る
  生きづらさを発信すること
   ▽克服のメソッド(7)自分史を作る
  繰り返される自殺未遂
   ▽克服のメソッド(8)心を開ける他者の存在に気づく
  克服を決意する
   ▽克服のメソッド(9)本当にゆずれないものを見つける
  もがきぬいた果てに
   ▽克服のメソッド(10)認知のノート

第2章 夫・咲生和臣の視点
  発症と戸惑い
  精神科では治せない?
  それでも、一緒にいることを選んだ
  俺だって、死にたい
  もう一度、夢を抱く
  自然にこの命が尽きるまで

第3章 【夫婦対談】自己否定からくる心の病を共に生きて
  無理に生かそうとは思わなかった
  別れようと思ったことはない
  個人ではなく、パートナーや家族……皆の問題
  何を言っても必ず味方だって信頼できたから、話せた
  心の病になっても、「未来がないものではない」
  ひとりでいるよりも何倍も辛い時もあった
  自分から治ろうとしはじめる
  当事者同士のかかわりは、すごく難しい
  家族会――同じ境遇の人と苦しみを分かち合う
  自己否定感や愛情飢餓感は、「変われない病気」じゃない

第4章 夫へのQ&A
  Q 当事者がおかしくなっていった時、感じたことは?
  Q 当事者が「死にたい」と言った時、どう扱いましたか?
  Q 自分も死にたくなることはありませんでしたか?
  Q 当事者が暴れた時はどうしましたか?
  Q 当事者への憤りはありませんでしたか?
  Q 大量服薬や自傷に対し、どう対応しましたか?
  Q 当事者との距離感をどうとりましたか?
  Q 当事者が爆発しそうだとわかった時、どうしていましたか?
  Q 当事者の試し行為にどう対応しましたか?
  Q 別れようと思ったことは?
  Q 介護疲れで、変わったことは?
  Q 病院では一緒に診察を受けましたか?
  Q 入院させようと思ったことは?
  Q 境界性パーソナリティ障害の当事者と接する際に気をつけていることは?
  Q 自分自身のケアはどうしていましたか?
  Q 当事者にしてしまって後悔したことは?
  Q 何が当事者を治したと思いますか?
  Q 支える側の人へのメッセージ

おわりに 自己否定感の悪魔とさよならできて

本書へのコメント――林 直樹(精神科医)

著者プロフィール

咲 セリ  (サキ セリ)  (

2021年5月現在
生きづらさを抱えながら生きていたところを、不治の病を抱える猫と出会い、「命は生きているだけで愛おしい」というメッセージを受け取る。
以来、NHK福祉番組に出演したり、全国で講演活動をしたり、生きづらさと猫の本を出版する。
主な著書に、「死にたいままで生きています。」(ポプラ社)、精神科医・岡田尊司氏との共著「絆の病 境界性パーソナリティ障害の克服」(ポプラ社)、「それでも人を信じた猫 黒猫みつきの180日」(KADOKAWA)、などがある。

咲生 和臣  (サキュウ カズトミ)  (

双極性障害、境界性パーソナリティ障害、不安障害など、さまざまな精神疾患を抱える妻・咲セリのパートナーとして、25年の歳月をその傍らで共に歩む(2021年現在)。
妻と共に手探りで得た経験と、先人より得た知識を糧に、今尚道半ばの身ではありつつも、同じように苦しむ当事者の方々や、当事者を支える周囲の方々と同じ視点に立ちつつ、家族会などを中心に講演活動を行なう。
日本心理学会認定心理士。

上記内容は本書刊行時のものです。