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情報倫理入門 村田 潔(編集) - ミネルヴァ書房
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情報倫理入門 (ジョウホウリンリニュウモン) ICT社会におけるウェルビーイングの探求 (アイシーティシャカイニオケルウェルビーイングノタンキュウ)

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A5判
288ページ
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-623-09125-6   COPY
ISBN 13
9784623091256   COPY
ISBN 10h
4-623-09125-2   COPY
ISBN 10
4623091252   COPY
出版者記号
623   COPY
Cコード
C3036  
3:専門 0:単行本 36:社会
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年5月15日
書店発売日
登録日
2021年3月3日
最終更新日
2021年4月3日
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紹介

スマートフォンのような情報機器や、SNSをはじめとするオンラインサービスは、私たちの生活をより便利にしている。しかし、その背後にはプライバシーや監視、ジェンダー、アイデンティティなどに関わるさまざまな倫理問題が存在している。こうした倫理問題に適切に対応し、真に豊かなICT社会を構築するために、情報倫理への積極的な取り組みが、今まさに求められている。

目次

はしがき


 第Ⅰ部 情報倫理とは何か

第1章 何が問題なのか:ケースによる学び
 1 ケースメソッド
 2 ケース
 3 ケースと本書各章との関係

第2章 情報化の進展と倫理問題
 1 科学技術の発展と責任
 2 情報化の進展
 3 コンピューティングに関わる倫理問題・社会問題の認識
 4 パーソナルコンピューティングにおける倫理問題
 5 責任ある技術の開発と実装:RRIとSDGs

第3章 情報倫理の目的
 1 なぜ情報倫理が問題になるのか
 2 情報倫理の研究ならびに実践における目的

第4章 情報倫理の特質
 1 情報倫理への取組み
 2 倫理的対応の利点と限界
 3 グローバル情報倫理


 第Ⅱ部 情報倫理の諸問題

第5章 プライバシー
 1 プライバシーとは何か
 2 個人情報保護
 3 プライバシーパラドクス

第6章 監視社会
 1 監視をめぐる論点
 2 データベイランス
 3 参加型監視環境
 4 デジタルアイデンティティ

第7章 ICTプロフェッショナリズム
 1 なぜICTプロフェッショナリズムが求められるのか
 2 ICTプロフェッショナルに求められること
 3 ICTプロフェッショナリズムの阻害要因
 4 ICTプロフェッショナリズムの確立に向けて

第8章 情報社会における所有と共有
 1 知的財産の占有と共有
 2 シェアリングエコノミーの倫理

第9章 ジェンダーとコンピューティング
 1 コンピューティングに関わるジェンダー問題
 2 テレワークと女性労働
 コラム ジェンダーとセックス

第10章 先端的ICTの倫理
 1 AIをめぐる倫理問題
 2 サイボーグ倫理
 3 ブロックチェーン技術に関わる倫理…

第11章 情報倫理の未来――情報倫理研究者たちが描くこれからの情報倫理
 1 すべての人によるすべての人のためのコンピューティング
 2 ICT倫理,環境知能,「サイボーグ」社会の出現
 3 情報倫理:より良き私たちへと向かって
 4 ICTにおける責任ある研究とイノベーション
 5 情報倫理の未来
 6 AIと私たち
 7 情報倫理とAI法が出合うとき
 8 倫理,ICT,経済:パラダイムシフト


索 引
執筆者紹介

著者プロフィール

村田 潔  (ムラタ キヨシ)  (編集

2021年5月現在
明治大学ビジネス情報倫理研究所所長,英国デュモンフォート大学CCSR(Centre for Computing and Social Responsibility)国際研究員,ETHICOMP運営委員会委員,Journal of Information, Communication and Ethics in SocietyならびにEuropean Journal of Management and Business Economics編集委員。

折戸 洋子  (オリト ヨウコ)  (編集

2021年5月現在
愛媛大学社会共創学部産業マネジメント学科准教授

上記内容は本書刊行時のものです。