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市川房枝 村井 良太(著/文) - ミネルヴァ書房
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書店員向け情報

市川房枝 後退を阻止して前進

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四六判
380ページ
定価 3,500円+税
ISBN
978-4-623-09094-5   COPY
ISBN 13
9784623090945   COPY
ISBN 10h
4-623-09094-9   COPY
ISBN 10
4623090949   COPY
出版者記号
623   COPY
Cコード
C0323
一般 全集・双書 伝記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2021年2月10日
書店発売日
登録日
2021年1月23日
最終更新日
2021年9月11日
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書評掲載情報

2021-04-17 毎日新聞  朝刊
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紹介

市川房枝(1893年から1981年)社会運動家、政治家。
戦前は女性参政権獲得運動を牽引し、戦後は参議院議員として女性の地位向上に努めた市川房枝。その足跡を追うことで、日本におけるデモクラシーの来歴をたどり、女性の政治参加や社会運動、自由主義、国際連帯について考える。

目次

はじめに――「一人一役」の生涯

第一章 婦人運動家の誕生――「大正デモクラシー」の洗礼をうけた自由主義者
 1 郷関を出る――時代に憧れる職業婦人
 2 婦人労働運動から新婦人協会へ――平塚らいてうとの出会いと別れ
 3 アリス・ポールとの出会い――アメリカ体験
 4 二足のわらじ――国際労働機関東京支局と婦選獲得同盟

第二章 政党内閣制下の婦選運動家として――デモクラシーに棹さして
 1 「憲政常道」の活用――政友会内閣と男子普選第一回総選挙での応援
 2 攻勢の中で――民政党内閣と男子普選第二回総選挙での革正運動
 3 満州事変下の運動指導者――政友会内閣と男子普選第三回総選挙での婦選要求
 4 苦難の中の薄明かり――非常時暫定政権の連続と男子普選第四回総選挙

第三章 非常時局下の婦人運動指導者として――デモクラシーなき日本にて
 1 皮肉な選挙粛正運動――二・二六事件後の日本政治と社会運動
 2 国民精神総動員運動を使って――戦時下の困難を前に
 3 近衛新体制を真の新体制とするために――婦選獲得同盟の解散
 4 東へ西へ――アジア太平洋戦争下の婦人指導者として

第四章 占領下の高揚と追放――復活強化されるデモクラシーとともに
 1 敗戦後の新たなスタート――日本民主主義の再建過程と並行して
 2 公職追放下の日々――重なり合う敗戦の跡と冷戦の影
 3 占領下での運動への復帰と講和への不安――日本婦人有権者同盟を率いて

第五章 戦後日本の議会政治家として――「逆コース」を許さない
 1 訪米後、参議院議員となる――「理想選挙」の実証実験と婦人有権者教育
 2 混沌とした戦後初期の参議院議員――売春防止法と婦人参政10年
 3 革新系参議院議員としての独立独歩――60年安保騒動の後
 4 美濃部革新都政の実現と沖縄復帰――「逆コース」を越えて70年安保に向かう日本
 5 1970年の分水嶺と落選――「理想選挙の灯」消える

第六章 次なる日本の同伴者として―「逆コース」との闘いの先に
 1 議員落選後の日々――後片付けを意識して
 2 参議院全国区から復活の四選――国際婦人年と一党優位政党制との闘い
 3 全国区第一位での五選と死――新冷戦と保守回帰への警戒

主要参考文献  
おわりに――市川房枝の遺産  
市川房枝略年譜  
人名・事項索引

著者プロフィール

村井 良太  (ムライ リョウタ)  (著/文

2021年2月現在
駒澤大学法学部教授

上記内容は本書刊行時のものです。