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出版者情報
功利と成長の動態経済学
巻次:243
ハロッド重要論文選
発行:ミネルヴァ書房
A5判
274ページ
定価
6,000円+税
- 書店発売日
- 2022年3月9日
- 登録日
- 2022年1月14日
- 最終更新日
- 2022年2月22日
紹介
ハロッドの経済学は、師ケインズと同じく、大きな問いのなかにある。経済変動の究極の原因は何か、利子とは何か、経済学と倫理学はいかに結びつけられるべきか、経済成長と人間の幸福の関係、伝統や慣習の意味……。ケインズを継承しつつ乗り越えんとする気概を持ち、ロビンズやハイエクと対決する知的格闘の軌跡。
目次
凡 例
第Ⅰ部 ケインズをめぐって
第1章 経済学者ケインズ(1947年)
第2章 ケインズ回想(1963年)
第3章 ケインズ氏と伝統理論(1937年)
第Ⅱ部 経済学を動態化する
第4章 動態理論に関する一論(1939年)
第5章 景気循環理論に関する小論(1951年)
第6章 動態理論の主題(1963年)
第Ⅲ部 方法・経験・思想
第7章 経済学の範囲と方法(1938年)
第8章 企業者の政策における価格と費用(1939年)
第9章 価値判断(1964年)
第10章 F. A. vonハイエク教授の個人主義論(1952年)
第11章 経済的飽和の可能性(1961年)──教育と余暇の質を改善するための経済成長の役割
参考文献
解 説 ケインズを乗り越えようとした気概(中村隆之)
索 引
上記内容は本書刊行時のものです。