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出版者情報
遠望の地平 未収録論考
発行:ミネルヴァ書房
A5判
856ページ
定価
9,000円+税
- 書店発売日
- 2017年12月25日
- 登録日
- 2017年12月14日
- 最終更新日
- 2017年12月14日
書評掲載情報
2018-01-07 | 朝日新聞 朝刊 |
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紹介
宮澤賢治「雨ニモマケズ手帳」に筆蝕論から解読を試み、その匿された深層を鮮やかに浮き彫りにした論考をはじめ、白川静・吉本隆明への追悼など、96年以後の言論活動の全営為。初の著作集〈全12冊〉全巻完結![覚書/石川九楊]
目次
Ⅰ 評論・エッセイ[一九九六~二〇一六]
書という運動
「日本語」って、中国語ですよ。
東京一年生。
漢字文化圏では、書きぶり、すなわち「筆触」も含めて「文学」なのである。
書の精神
超級の歴史資料
書と笙
文芸界援助交際事件――読書日録(上)
久しぶりに至福の時――読書日録(中)
現在のラスコーリニコフ達――読書日録(下)
片仮名と平仮名
道楽ノススメ
文化の再構築こそが二十一世紀をつくり上げる
漢字と仮名は縦書き文字
「女手(おんなで)」の言語、「男(おのこで)」の言語
「あきらめる」ことを知れ
「ワープロ批判」の波紋
書の歴史の新たな正統(オーソドキシィ)と標準(スタンダード)を目指して――編集の辞
「書」への、新たな向き合いかた――『書の宇宙』全二十四冊の完結をひかえて
詩人としての王羲之――「書く」ことの成立
図書館とコンサートホール
*
本居宣長から疑え――「神の国」「三国人」発言を超えて
影 色
二十一世紀、書は生まれ変わる!
開設した文字文明研究所
書道美術館でもつくられては――新聞を読んで
自動車会社と痛みの共有を――新聞を読んで
文化、社会、政治面の拡充を――新聞を読んで
横組みは必要か――新聞を読んで
一字の魅力を現代に伝え――一日一書きょう五〇〇回
黒衣(くろこの)復讐――木
上記内容は本書刊行時のものです。