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出版者情報
幼児期における運動発達と運動遊びの指導
遊びのなかで子どもは育つ
- 書店発売日
- 2014年5月30日
- 登録日
- 2015年8月13日
- 最終更新日
- 2015年8月13日
目次
まえがき
第Ⅰ部 幼児期の運動発達と指導の基本
第1章 幼児期の運動能力,体力の捉え方
1 体力ということばのあいまいさ
2 生きる力としての体力
3 体力を身体的能力に限定する
4 体力と健康
5 運動能力と体力
6 運動能力を構成する2つの能力
第2章 幼児期の運動発達の特徴
1 発達の複合性
2 運動発達の段階
3 幼児期までの運動発達
4 幼児期から児童期にかけての運動発達
5 青年期の運動発達──幼児期との違いを中心に
第3章 遊びとしての運動の重要性
1 教育における運動の意味
2 保育に役立つ遊びの捉え方
3 内発的動機づけとしての遊び
4 遊びがなぜ教育において重要か
5 遊びとしての運動指導の基本指針
6 遊びと自発性
7 遊びと楽しさ
8 つらい苦しい遊びはあるか?
9 運動に対する動機づけの発達
第4章 幼児期の発達的特徴に応じた運動指導のあり方
1 多様な運動経験を通して運動コントロール能力を高める
2 自己決定を尊重した遊びのなかで運動意欲を高める
3 遊びのなかで人格の基礎を育む
4 運動遊びのなかで知的能力を育む
第5章 幼児期の運動発達の時代変化
1 運動発達の時代変化
2 運動発達に影響を与える要因
3 運動遊びの現状と変化──運動発達に影響する直接的要因について
4 社会環境・ライフスタイルの現状と変化──運動発達に影響する間接要因について
第6章 運動発達に関係する園環境と家庭環境
1 園環境と運動発達
2 家庭環境と運動発達
3 運動発達と環境要因の構造的把握
第Ⅱ部 遊びのなかで進んで運動する子どもを育てる
第7章 「遊びのなかで」という考え方
1 遊びをめぐる保育の現状
2 遊びの有用性をどう説明するか
3 子どもの自発性と保育者の意図性
4 子どもの運動体験の意味の捉え方
5 保育における運動指導において大切にしたいこと
6 保育者の役割
第8章 進んで運動する子どもを育てる保育と援助
1 忍者になって多様な動きを経験する
2 ボールを使って多様な動きを経験する
第9章 発達を支える多様な活動
1 様々な運動パターンとバリエーションを引き出す施設・用具
2 様々な運動パターンとバリエーションを引き出す自然環境
3 仲間との交流
4 ルールの工夫と発展
5 運動による数量,時間,空間の経験
6 脱中心化と運動
第Ⅲ部 MKS幼児運動能力検査とその活用
第10章 MKS幼児運動能力検査とは
1 MKS幼児運動能力検査の特徴
2 作成の経緯
3 MKS幼児運動能力検査実施要項
第11章 検査結果の処理と解釈
1 検査実施の目的
2 集団結果の処理と解釈
3 個人結果の処理と解釈
第12章 日常の保育と運動能力検査
1 運動能力検査の生かし方
2 日常性とのつながり
巻末資料
Ⅰ MKS幼児運動能力検査の種目別発達曲線及び判定基準表
Ⅱ 幼児期運動指針
あとがき
さくいん
上記内容は本書刊行時のものです。