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出版者情報
映画とネイション
発行:ミネルヴァ書房
縦220mm
252, 17ページ
価格情報なし
- 初版年月日
- 2010年12月
- 登録日
- 2016年3月28日
- 最終更新日
- 2016年3月28日
紹介
映画はネイションをどのように映し出してきたのか。フィルムに刻まれた「20世紀」を映画学の観点から多角的に考究する。『エリス島到着の移民たち』から『フィールド・オブ・ドリームス』まで。
目次
第1章 届かないメロディ-日独合作映画『新しき土』の映画音楽に見る山田耕筰の理想と現実
第2章 幼年期の呼び声-木下惠介『二十四の瞳』における音楽・母性・ナショナリズム
第3章 ナチ「天才映画」のなかのシラー-プロパガンダ映画のアンビヴァレンス
第4章 アンダーソンの『ifもしも…』における抵抗とコラージュの美学-叙事映画と帝国の表象
第5章 キューバ革命と映画-トマス・グティエレス・アレアを中心に
第6章 アメリカ初期映画におけるアメリカニゼーションをめぐって
第7章 ナショナル/ファミリー・ポートレイト-『パリ、テキサス』とロード・ムーヴィーの政治学
第8章 ドリーミング・アメリカ-『フィールド・オブ・ドリームス』とネイション
上記内容は本書刊行時のものです。